リフォームコンパス

全面リフォーム 価格を比較

全面リフォームには多くのお金が必要となります。

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賃貸などを除き、ほとんどの方が何回も繰り返すようなものではなく、これで最後の大掛かりな工事として
お金を住まいに投じることになるのでしょう。
やはり、相見積もりを取ることで価格を比較して、よりお得に工事してもらいたいところです。

ところで、リフォームの工事価格はどのように作成されるものなのでしょうか?
工事価格は大体以下の要素で決まります。
・材料費・・・使用する材料(システムキッチンなどの住宅設備、床材など建材、土台や柱など木材、金物、合板、副資材などなど)。
・施工費・・・大工、左官、クロスなどの施工手間(よく人工(にんく)と言われる日当に相当するものや、㎡単価・坪単価といったもの)。
・仮設費用・・・仮設トイレや仮囲い、足場などの養生、近隣対策費など。
・現場管理費・・・現場を管理や記録を残すために必要なもの。
・諸経費・・・事務手数料など会社経費。
もちろん会社の経営上必要な利益分は上乗せされた形で見積もられます。
これらの工事費の合計に消費税が足されます。
あと請負契約の締結には収入印紙による印紙税がかかります。

では、実際に業者から見積もりを取り寄せれば簡単に比較できるものでしょうか?
実はそんなに簡単ではありません。
何故なら、「工事価格の見積書」には絶対にこの書式、という雛形が無く、会社によってバラバラだからです。
ある会社は材料から人工まで事細かに記載されていますし、
またある会社では工事の内容の記載をまとめてパック化した見積り金額が記載されている場合などもあります。
そして見積もりの書式以上に気を付けるべきは「工事の内容は会社によって違う」という事です。

ここで、例えばお風呂をユニットバスに替える工事の見積もりを依頼したとします。
先ずはユニットバスそのものの値段。
ユニットバスメーカーの定価は同じでも、商品の仕入れ値が違う場合があり、それに伴って〇〇%オフといった提供価格が異なる場合があります。
より値引率が大きい方が特になります。
しかし、ある会社では既存の浴室を解体した後、配管などをやり替えた後、割とすぐにユニットバスを設置して工事が3日で終わる。
一方他の会社では解体までは一緒ですが、
配管を終えた後にコンクリート土間を打込み、更に周辺の腐った土台までもやり替え、
ユニットバスの周辺に断熱材まで施工する。といった感じです。
ユニットバスの値引率は大きくても、施工そのものに手間暇かけて結果高い業者も居れば、
トータルでは安いものの、施工そのものを簡単に済ませただけで、ユニットバスに関しては安くもない業者も居ます。

部分的な浴室のみを例にしましたが、全面リフォームの場合はその差が大きくなります。
価格だけ安い会社を追求すると、工事の品質に不安が残る可能性があるのです。
工事内容や保証、金額が妥当な業者を選んで、工事を頼みたいものです。

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