リフォームコンパス

大規模リフォーム 仮住まいと引っ越し

大規模リフォームを計画するにあたって、
業者決定がそのもっとも重要なポイントだと言えるのですが、
実際に業者を決めて、打合せを進めても
いざ、着工する直前になって
施主として自分自身で用意したり、動かなければならないこともあります
そういったことについても、事前に知っておいた方が良いでしょう。

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ポイントの1つで、まずお伝えしておきたいのは
仮住まいや引っ越しの準備についてです。

工事の規模によっては、もちろん「住みながら工事をする」という選択肢もあるでしょう。
ところが、数日で終わる単純な工事であればいざ知らず、
1ヶ月あるいはそれ以上の長期間に及ぶことの多い大規模リフォームでは、
住みながら工事をすることで、工事期間そのものが長くなってしまったり、
また、毎日職人さんが出入りしたり、
生活空間の中にホコリが日々舞い込んでくる、
あるいは、思うように水まわりが使えない、などのストレスが
長期間になってくると、耐えられなくなったりすることもあります。

さらに悪い例では、家族が当然床があると思って歩いているところが、
特に説明もなく床組みが解体されてしまっていたりなどすると、
落下して重大事故につながる恐れすらあります。

そういった意味でも、工事の規模が大きくなればなるほど、仮住まいに引っ越しをして、
工事が終わってから気持ちよく戻ってくる、という方法も考えておいた方が良いかもしれません。

そして、仮住まいするにあたっては、専用の貸部屋を用意してくれる会社もありますが、
実はほんの一部。
家族数や生活圏の異なる別々の家族のために、
色々な条件の部屋を用意できる会社はほぼないと言って良いでしょう。
となると、自分で仮住まいを探さなければなりません。

工事の規模によって、持ち出す家財の量も違ってくるとは思いますが、
思い切って捨てられるものと、必要なものに分類し、
家財が入る大きさの家・部屋を不動産屋さんを回ったりして探します。
そして、いい場所があったとしても、短期間で借りられるのかどうか、
これもまた家主・管理会社との交渉が必要になってきます。
さらに敷金・礼金といった費用、駐車場の有無など、
一時の仮の生活とはいえ、新たな基盤を設けるのと同じ作業が必要になるのです。

業者の中には、不動産流通の部門と連携して、
仮住まいを探すのを手伝ってくれるところや、
引っ越しそのもののサービス、または低価格引っ越し業者との提携など
建築工事本体以外でも役に立つサービスを用意している業者もあります。

施主自身の労力としては、おそらく一番になるであろう、この仮住まいと引っ越しの問題については、
家のプランや見積とは完全に別で話を進めなければならない部分になりますので、
積極的に業者に問いかけをして、有利な業者を見極めていくことも大切かもしれません。

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