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大規模リフォーム 屋根材を検討する

大規模リフォームで、屋根工事がその計画の中に含まれる場合、
どういった屋根材を使うのか、しっかり考えておく必要があります。

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屋根は長い期間、雨や風だけでなく、太陽からの強い熱と光を遮ってくれる大切な部材です。
また、外観の印象を大きく左右する部分もありますから、
見た目、機能、耐久性をトータルで検討していく必要があります。

例えば、古い古民家には和瓦がやはり似合いますが、
耐震性を考慮した場合には、屋根の軽量化が望まれるといった具合です。
ちなみに、和瓦の場合、3.3㎡あたりの重量は150kgになるのに対して、スレート屋根の場合だと
58kg/㎡と約3分の1程度の重さになっています。
実際に古い屋根だと、瓦の下に土が敷かれていますから、さらにさらに重い状態です。

一方で、いわゆる普及品のスレート屋根の場合には屋根材の塗り替えとその後はまた葺き替えるという
製品自体の耐用年数が、そう長くはないという点も考慮すべきです。
屋根を軽量化することで、耐震性能の向上はもちろん図れるのですが、
それだけではなく、構造体そのものをしっかり補強しておくことで、
少々の屋根重量でもびくともしない家にすることも可能です。
そのあたりは、それぞれのリフォーム会社によっても勧めてくる工事内容や
提案部材などが異なってくるでしょうから、様々な意見を聞いてみると良いと思います。

耐震や制震といった補強技術と屋根の軽量化、それぞれを上手に組み合わせて提案してくれる業者が
結局は信頼度も高く、任せても安心できる業者になるのかもしれません。

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