リフォームコンパス

大規模リフォーム 時期はいつが良いのか?

大規模リフォームとは、それだけ工事範囲が大きくなることが多くなります。
当然、工事の工程も多くなり、この仕事を終わらせてから、次にこの作業…というように
一斉に進められるものは少ないため、順番に工事が進められ、
必然的に工期は規模に応じて長くなってきます
そうなってきたときに、工事の時期を気にされる方がいらっしゃいます。
こういった時期の問題については、住みながら工事をする場合にはより顕著です。

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例えば夏の工事。
多くのケースで家の外には足場が張り巡らされ、窓を開けて風を通すことができなくなります。
また、電気の配線をやり替えるなどの理由でエアコンも使用が制限されるケースも出てきます。
こういった気温と生活との関係というのはしっかり計画をしておかないと、
ただでさえストレスがたまりがちな住みながらの工事に、
余計に疲れたり心身的なトラブルを起こしたりといったことが起こりかねません。
また冬場にも同様なことが言えます。
寒い中、暖房器具が使えなくなるのは大きなストレスですし、体調不要の元です。
つまり、住みながらの工事の場合には、気候がどうか、
また、夏や冬の場合に、生活のスペースに冷暖房が確保できるのかどうか、といった部分については
しっかり事前に打ち合わせをしておく必要があります。

今度は逆のお話をします。
今までは工事をする施主側の立場として冷暖房の必要な時期はよく検討しなくてはいけないという話でしたが、
近隣の住民の側に立って考えるとどうか、という話です。
大規模リフォームの中には屋根の葺き替えをしたり、壁を一部撤去したりと
特に解体時にかなりの土埃が出るケースが少なくありません。
そうしたときに、もちろん家の周りにはシートが張り巡らされるとは思いますが、
実はこのシート、落下物の飛散を防止するためのもので、メッシュ状になっていて埃をすべて止めることはできません。
近隣の家には少なからず影響があると考えておいた方が良いのです。
そのときに、気候の良い季節には窓を開けている家も多くなります。
そこへ自宅から出た土埃が・・・そう考えるといろいろ想像できるでしょう。
そう、近隣の配慮という視点では、エアコンをつけて窓を閉めている家の多くなる夏や
そもそも窓を開けることの少ない冬という季節は、影響が少ないと言えるのです。

結局、どの時期がベストなのか、という問いに対しては、明確な答えはありません。
まずは住みながら工事をするのかどうか、そうでなければ近隣はどうか、
そして結局は自分たちの大規模リフォームがいつまでに終わって欲しいのか
そこを基準に決めていくしかないでしょう。
実際に工事に着工できるまでの時間は、業者によって様々です。
早い段階でどのように打合せと工事が進められるのか、確認しておく必要があるでしょう。

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