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長屋の全面リフォーム注意点

長屋の全面リフォームを考えるときに、大きな注意点があります。
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もちろん、隣と壁一枚で繋がっていますので、
音や振動、床下や天井裏の境目の状況、構造が一体であることなど
いろいろなポイントがありますが、
もっとも注意が必要なことがあります。

それは、境界に関してのことです。
長屋の境界は一般的に、隣との間の壁の中心になっていますので、
その半分より向こう側は自分の範囲にないことが多いのです。
当然なのですが、既にとなりの家が解体されていて、空き地になっている場合や
隣が建て替えてある場合に問題になることがあるのです。
例えば、建て替えてあった場合、
当然切り離されているので、その面の外壁はなんらかの仕上げがしてあります。
よく板金の外壁になっていることが多いですが、
それを全面リフォームしようとしたときに、サイディングなど仕上げを変えようとします。
すると、現時点で貼ってある板金をはがして、新たにサイディングを張ることになると思いますが
そうすると、サイディングの方が取り付け方や厚みで、
今までより外側に出てしまうことになるということです。

つまり、隣の敷地により出っ張っていくことになります。
それを事前に許可を取っていないが故に、工事中に問題になることがあります。
そういう理屈で考えると、せっかく隣が空いたといって、
その側から明かりをとろうとサッシを取り付けるとなれば、
これも、サッシの半分くらいが外側に出てしまいます。
その他、エアコンの配管、屋根の軒、樋などの注意が必要です。
事前にきちんと話をつけておかないと、後で大変な問題になりますので
これは十分に注意しておく方が良いでしょう。
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