リフォームコンパス

大規模リフォームとアスベストの不安

一時ほど声高に言われなくなってきた感はありますが、アスベスト(石綿)の問題はなくなった訳ではありません。
1980年代に至るまで、数多くの建築資材に用いられてきたアスベストは、その後30年近くを経て
建て替えやリフォームなどで解体される時期にきています
アスベストは耐火性・断熱性・防音性などが高く、さらに価格も安価であることから、
多くの建築資材に含有させる形で使用されてきました。
しかし、その繊維は非常に細く、肺に粉塵として入り込んだアスベストは
長い時間をかけて肺がんや悪性中皮腫の原因になるとされています。

アスベスト

では、アスベストそのものに毒性があるのかというと、実はそういう意味ではないようです。
粉塵として肺に入り込むことを防ぐことが何より重要であり、
建築物の解体においては、その使用されているレベルに応じて対策をとる必要があるように
平成18年に法律が整備されました。

一般的な木造2階建ての住宅を基準として考える場合、
鉄骨造の耐火被覆として利用されているようなものと違って、
天井材や仕上げ材などの建材の中に数パーセントの割合で混入したりしています。
こうした場合には、サンプリングをおこない、石綿が含まれているかどうかを調査し、
入っている場合には適切な処理方法をとることが義務付けられています。
石綿が飛散しないように湿潤化を行い、専用の袋に入れて処分するような方法です。

ところが、入っている可能性のあるものが一部の建材だけであったり、
ボリュームが非常に限られている場合などは、こうした適切な処理がされないこともあります。
アスベストの健康被害が、石綿製品の製造過程でより多く起こっているとはいえ、
危険性があるものを、ばらまかれては困ります。
実は、ひとつひとつの古い建材を調べてアスベストが入っているかどうかを確認するのには
調査費用と時間がかかりますから、実際にはなかなか難しかったりします。
逆に言えば、ある程度可能性のある建材の解体時には、入っている前提で湿潤化と専用の処分方法などで
適切に処理するということが望ましいと言えるでしょう。

自宅のリフォームを考えるときには、こういったアスベストの対応について聞いておくと安心です。
わが家の建材の中に、アスベストの入った可能性のあるものはあるのか?
また、入っている可能性がある場合に、どのような方法で対処してくれるのか、
事前に聞いておくと後で不安になることもないでしょう。
また、そういった説明をきちんとしてくれる業者なのかどうかは、信頼性に関わってきます。
ひとつの業者の見極めポイントとしてもご質問されることをお勧めします。

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