リフォームコンパス

全面リフォーム 思い出の物に注意

住宅の大規模リフォームならではの失敗例で
思い出の物を撤去してしまうことがあります。

住宅を大規模にリフォームするときは、
いろいろな物事に関して、打合せをし、計画を作るのですが、
その時に注意するべきこととして
思い出の物をしっかり、業者に認識させる必要があります。
例えば、植え木などで苗から亡くなった親と育てたものとか
であれば、他に無い唯一のものになりますし、
また、古いアルバムなども、一般的な価値というより
ご家族にとって大切なものが、だいたいご家庭にはあると思います。

業者の担当者は、最初にご家族と大事な話をすることが多いのですが
だんだん、打合せが進み、工事に入るにつれて、
だんだんとその事に関しての意識が薄れていくことがあるのです
もちろん、それは業者の問題であることが多いのですが
大規模リフォームの経験が豊富にある担当者は
そういうことを、最初から意識していますので、
忘れてしまわないうちに、施工図面や打合せノートに大きく書いて、
さまざまな業者にも最初にわかるように書いておいたりしますが
経験が不足している担当者は、なかなかそういう事態を想像できない事があるので
注意が必要です。

撤去して産業廃棄物として捨てられたら、
もはや返ってこないことがほとんどです。
やはり思い出の物は、その価値をなかなかわかってくれないものかもしれませんので
せめて、その思いは分かってもらうようにしたいものです。
しっかりと確認することが重要です。

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