2014.10.14

家の耐震性を確認しましょう！

皆さんは、ご自分の家の耐震性をご存じですか？

建築基準法上で、新耐震基準が施行されたのが、昭和５６年です。
ですから、それ以前に建てられた家は耐震性に乏しい可能性が高いといえます。

阪神淡路大震災で倒壊に至った家の大半が、昭和５６年以前の建物でした。
その後、何度か耐震基準が見直され現在に至っています。

金物や、筋交いの厚み、屋根の種類、外壁の種類、基礎の種類等
建物全体の条件を考慮したうえで、耐震診断を行います。

「耐震補強をしても、どんな地震が来るか分らないから、やっても一緒でしょ。」
と言う方もいます。

そもそも耐震補強というのは、
家が壊れないのではなく、倒壊して人が建物の下敷きにならない様、逃げる時間を確保したり、
建物が傾いたり、歪んだりしても倒壊に至らず、人命を確保できることが重要ではないでしょうか。

まずは、今のご自身の家がどの程度、耐震性があるのか、
耐震診断を受けてみると良いでしょう。