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鉄骨住宅の大規模リフォーム 注意すべきところ

鉄骨住宅の大規模リフォーム 注意すべきところ


鉄骨住宅の大規模なリフォームについては、いくつか注意しておきたいところがあります。

実は鉄骨造と呼ばれる住宅にも、大きく分けると2つのパターンがあります。
いずれも鉄骨を骨組として建てられているという点では同じですが、
構造的に違いがあるのです。

一つは、重量鉄骨造と呼ばれます。
これは、大きな鉄骨の柱と梁で構成される構造(ラーメン構造と呼ばれます)によって構成され、
間の壁などは、あまり構造的に重要な役割を担っていないことが多いです。
間取りの自由度が比較的高く、リフォームにおいても、壁の移動や撤去などが比較的しやすいと言えます。

二つ目は、軽量鉄骨造と呼ばれる、比較的小さな鉄骨材を用いて構成される住宅です。
ハウスメーカー系の住宅に多く見られ、壁の一部を耐力壁とすることで
家全体の構造を形づくっているケースです。
問題としては、この耐力壁・構造壁を移動したり、撤去をすることで、
家の構造体が著しく弱くなってしまう可能性が考えられるということです。

部分的なリフォームや内装のみ、といった場合などは、基本的に気にする必要はないかと思いますが、
大規模なリフォームとなると、暮らし方を見直したり、使い勝手を良くしたりと、
間取りの変更を前提として計画されることが多くなります。
そういったときに、できる工事の内容が大きく変わってしまうことがあるのです。
また、構造を理解しなかったり、無視して施工するような業者ですと、
説明なく家を弱くするような工事を進められたりしてしまいます。

新築時の図面があれば、自分の家の構造がどうか、というところは、ある程度判断できるかもしれませんが、
建築知識のない一般の人が詳しく構造まで知ることは困難です。
そういう意味でも、まずは建築知識のある身近な人に聞いてみたり、
専門家に相談するのが良いでしょう。

リフォームコンパスでは、リフォームを考え始めた最初の段階でも、ご相談を承っておりますので、
お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
中立な第三者として、ご相談にのらせていただいております。

Kousuke Kitamura

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