リフォームコンパス

大規模リフォーム 資料請求時の秘訣

大規模リフォームでは、良い会社だと思ったのに、
担当者の経験不足で大変な目に合う事が有ります。

私が技術営業をしていたころの、経験をご紹介します。

20代の夫婦で小さい子供さんが2人のご家族でした。

親御様が引っ越したので、木造住宅2階建ての、
その家に住むようになったとのこと。

そして、生活する上で、水回りやリビングの間取りが不満で
1階部分をすべてリフォームしようと考えられたのです。

そこで、私の会社と、別にそれなりに有名な会社に見積もりを
お願いしたといわれていました。

その夫婦は1階の水回りを端に集めて、リビングを広くしたいと
要望されました。間取り変更です。

しかも、少し増築もしたいとのこと。

その地域は準防火地区で確認申請をしなければならず、
それ以前に既に建ぺい率がいっぱいでした。

また、1階部分を間取り変更するので、
耐震診断をするのに、2階の部屋の間取りや状態も調査させてもらいました。

結果、増築が出来ない事、耐震診断、補強計画をして、
出来るだけ生活スタイルを考慮した、要望に近いプランを出しました。
お客さんには、提案も喜んでもらい、いろんな調査もほめてもらいました。

そして、もう一つの業者さんのことを話し出しました。

じつは、もうすぐ契約をするようなお話になっていたようです。

ただ、念のためもう一つ見積もりしといてもらおうとして、
私の会社に依頼されたとのことでした。

しかし、その内容にびっくりしました。

最初の現地調査は1階しか調べていなくて、当然図面も1階しかないので、
2階がどこに乗っているかもわからない、
しかも、増築もしているプランを出している。

お客さんは、私が説明したことで初めて、建ぺい率のことや、
耐震診断のことなどを知ったそうです。

そのまま、契約していたらどうなっていたのだろうと言ってました。

万一、そのまま完成していたら、
耐震上不安な違法建築物になってしまいます。

さすがに、完成まで会社が気づかないことはないと思いますが、
契約の話までしていたと言うと、会社も気づいていないか、
その担当者が何も相談していないのか、
どちらにしても、契約を口約束している訳なので、
深刻な問題の様に思います。

じつは、その別の会社は、その時以前にも競合したことが有り、
その時は、しっかりと調査もプランもしていたのです。

なかなかしっかりとしている会社ではあったのですが、
担当者が違うとかなり大きく変わるということですね。

大規模リフォームを考えた時に、
まず資料を請求すると、実はその時点で
自分に担当者が付きます。

そのあと、見積もり依頼すると、担当してくれるのも
たいていの場合、最初の人になることがほとんどです。

出来るだけ失敗が減るように、
リフォームコンパスでは、資料請求でも、
その会社の良い担当者を指名しています。

 

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