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中古住宅の大規模リフォーム

中古住宅の大規模リフォーム


近頃は中古住宅を買ってリフォームをされるケースも増えてきました。
それは、物件の価格が高額になっていることもありますが、
一方で流通する建物の質が高くなってきているところもあるでしょう。

例えば、木造建築で言うと、
昭和56年に建築基準法が大改正され、「新耐震基準」というものが設けられました。
今から考えると37年前です。
また、その後も建築基準法の改正は加えられており、
平成12年には基礎の地耐力についての規定と、接合部金物の規定が定められました。
18年前のことですね。

中古住宅の流通状況がどのようになっているかは定かではありませんが、
当然、新耐震基準以前の築年数の古い建物の割合は減っていく形になり、
良質の中古物件が増えてきているのは間違いありません。

また、これはマンションなどにも言える部分ですが、
新築に限定して物件を探すのに比べると、
中古物件も視野に入れて探した方が、選択の幅が広がるということもあります。
どこに住むか、というのは重要な要素ですから。

こうして人気が高くなってきた中古物件を買ってリフォームするというケースですが、
近頃は、物件探しからリノベーションに至るまでをトータルでサポートしてくれる会社も出てきています。
会社側からすると、物件探しの段階からお客様を囲い込むことができるので、
強い不動産部門を持っているリフォーム会社にとってみると、
非常に強みのあるスタイルとなる訳です。

一方、顧客側の視点で考えてみると、
その会社のリフォーム工事に対するスキル・提案力などが
まだあまり分からない段階で会社を決めてしまうことになりますので、
比較検討の余地がなくなる可能性を秘めています。

もちろん、打合せをしっかりしてくれて、意向を十分に反映させてくれる会社であれば良いのですが、
一般的なリフォームの場合においても、実は担当してくれる人の提案力は様々です。
価格だけでなく、そういった提案能力も含めて会社選定をした方が、
結果的に満足度が高くなるケースの方が多いですから、
比較検討の機会が失われるところには若干の懸念があります。

住宅の購入や大規模リフォームは、やはり大きなお金が掛かります。
なかなか買い直したりすることも難しいと思いますので、
色々と話を聞きながら、慎重に判断されるべきかもしれません。

Kousuke Kitamura

 

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