リフォームコンパス

洗濯物の動線をよく考える

リフォームで間取りを変更しようとするときに、家事動線という言葉が用いられることがあります。
これは家事を行う人が、どのように動くのかというところに着目し、
家事をこなす際に無駄がないようにしていこうという考えです。
しかし、実は家事として動線をよく考えておいた方がよいものは
調理をするキッチンまわりというよりも、
実は洗濯物に関する動線の方がウェイトが高いのです。

a1420_000012

それは、移動の距離が異なるからです。
キッチンまわりの動線は、食材を用意して調理、そして食卓へ出すという動きが中心になりますが、
移動の範囲はそれほど大きくはありません。
ところが洗濯物に関しては、お風呂の近くの脱衣スペースから
洗濯機のある場所、そして干す場所へと至る一連の流れがあります。
また、それを取り込んで畳んでしまっておくという収納も含めた配置が問題になります。
特に子供を育てている家族にとっては、洗濯はおそらく毎日の日課。
この動線が長かったり、不便だったりすると、必然的にストレスを感じるのです。

これまでの住宅の発想というのは、家の形や間取りに合わせて暮らし方を決めていくことが多くありました。
注文住宅の場合には、家族の暮らし方に着目して、様々な提案をしてもらいながら
間取りも決められたのですが、実は間取りの変更を伴うような大型のリフォームの場合には
むしろこの注文住宅に近い要素が多いのです。
今まで不自由を感じていた家を、その人の暮らし方に合わせて改善していく、
そういうことがリフォームでも可能になります。

もちろん、リフォームには単純に内装を綺麗にするだけだったり、
設備機器を新しくするだけだったりのものも含まれます。
キーワードとして、「間取りを変えたい」と思うことがあるのであれば、
やはり大規模リフォームを専門として手掛けている会社・担当者に相談するのが良いでしょう。
部分的だったとしても、そこには建売住宅と注文住宅の違いのように、大きな違いがあるものなのです。

c-lifeximg_20130110234900

≪リフォームコンパスへご相談はこちら≫
Copyright © Reform Compass All rights reserved.

「リフォームで失敗しない為のお得な話」を無料でお届け!

利用規約に同意の上、メールアドレスを入力してご登録ください