2016.12.7

全面リフォーム　見積りは説明を受けるべき

耐震性であったり、断熱性であったり、自然素材やデザイン、機能性など
希望のリフォームを予算内で行うには、いったい何にいくらぐらいかかるのでしょうか。

本当は事前に知りたいものですが、
全面リフォームでは、工事内容が多岐にわたる為、
いくらコストがかかるかは、単純に検討や比較がしづらい面が有ります。

先ず、材料にいくらかかるか？

使いたい素材の定価と掛け率（値引率）、使用数量や面積で決まります。
ただし、使用する材料は数多く、全てを理解するのは困難でしょう。

他にも、工事範囲や内容が違う事で、価格は変わります。
ただ、この工事内容というのは最も分かりにくいものと言えます。

それは、リフォーム会社によっても違うからです。

というのは、
例えば、洋室の床壁天井をやり替えるとしましょう。
すると各社からこの洋室はすべてやり替えますと言われます。
しかし、会社によって下地の材質や数量が違ってきます。
そもそも、下地をやり替えるように積算しているのか、上張りするのかでも大きく変わってきます。

このように、全面リフォームというのは、その集合体になりますので、
工事内容をどのように計画しているかで金額は大きく変わります。

だから、相場が分かれば判断しやすいんだよとなるのですが、
全面リフォームにおいての価格というのは、その家の状況や内容によって大きく変わりますので、
一般的な相場がわかっても宛てにならないことが多いのです。

ぜひ、相見積りを取られて、各社じっくりと場所ごとに行う工事の内容を説明してもらうようにしましょう。
そうすると違いや姿勢が分かりやすくなり、
意外と判断がしやすくなることが多いと考えます。

大金がかかる全面リフォーム、出来るだけ失敗しないようにしたいものです。

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