リフォームコンパス

大規模リフォーム ローンを利用する

建て替えに比べると安いことが多いですが、リフォームも大規模になると、かかる費用は大きくなります。
ある程度大きな規模・金額になってくると、ローンの借り入れを検討される方もいらっしゃいます。

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ローンにはいくつか種類がありますが、
大きく分けると2種類、有担保ローンと無担保ローンに分けられます。
大きなお金を借りるわけですから、返済する月々の金額、返済期間、総支払額などを
考えて借入先を選ばなくてはなりません。

有担保ローンの特徴
まず、金額が大きく、返済期間を長く考える場合には有担保ローンを検討することが多くなります。
分かりやすく言うと、銀行の住宅ローンがこれに該当します。
メリットとしては、長期間・低金利でローンが利用できるということ。
何よりもこれが一番でしょう。2017年4月3日現在の店頭金利はメガバンクで2.475%など
非常に安くなっています。長期間で金利が低いということは返済計画にも余裕が出ます。
デメリットとしては、審査が厳しいということ。
担保物件の価値も厳正に判断されますので、例えばそこが再建築不可といって
正規に新しい住宅が建てられないような土地だったりすると、評価してくれません。
また、土地だけでなく建物についても、いわゆる「違法物件」などには融資してくれないことも多く
何でも利用できる、という訳ではないのです。
また、金利が安いところに目が行きがちですが、手数料や保証料・抵当権設定費用などが必要となることも多く
総返済額として一番有利かどうかは一概に言えない場合があります。

無担保ローンの特徴
担保を設定しない無担保型のローンのメリットはといえば、
やはりその手軽さだと言えるでしょう。
審査期間も短く、1~2日で審査の回答が出るケースも多いです。
無担保ローンの場合には、リフォーム会社を通じて申し込むことが一般的です。
そして、手数料や生命保険料などが金利の中に含まれているケースが多く、
無駄な諸費用が少なくて済むというメリットがあります。
また、金利設定も固定金利になっており、金利上昇リスクを減らすことができます。
ここは有担保のローンと全体の金額がどうなるか、という比較をしてみるのが良いかもしれません。
デメリットとしては、返済期間や借入金額の上限が有担保ローンよりも短いケースが多いということです。
(ただし、徐々に枠は大きくなっており、返済期間は20年、金額も2000万円程度まで可能なところが増えています)
気を付けておきたいのは、取り扱うリフォーム会社によって同じローン会社でも金利が違うことがあるということ。
あまり知られていませんが、リフォーム会社を通じて顧客を判断しているため、
大手リフォーム会社の方が金利が安かったりすることがあります。

それぞれのメリット・デメリットについて挙げてみましたが、
状況や工事の内容・金額などによって、どちらが良いかというのは異なってくると思います。
大規模リフォームに精通した会社の多くは、
提携するローン会社などを紹介してくれますから、借入等資金計画をお持ちの方は
中古購入や、リフォーム金額、その他必要な資金全般と、
月々の支払希望金額や返済希望期間も相談してみると良いでしょう。

また、ローンを組んだ場合、一定の条件を満たせば、
ローン減税による所得税の減税が受けられることがあります。

それには、工事を請け負う会社から、増改築工事等証明書の発行を受ける必要があります。

無担保ローンには、有担保ローンほど低金利で長期間借りられるローンもありませんが、
やはり総支払額は、金利や諸経費等で大きく変わりますから、
見積り依頼と同時に、資金計画としてしっかりと要望を伝えてみることが良いでしょう。

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