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屋根材の選び方

屋根材の選び方

住宅を全面的にリフォームする場合には、
屋根を葺き替えるケースも多く見られます。

長い間、雨風を凌いできた屋根は、かなり過酷な環境にある建材です。
紫外線などの強い影響を受けますので、
工事前に調査をしてもらうと
かなり傷んでいることが判明するケースも多々見られます。
その際に、検討しなければならないのは、新しく使用する屋根材についてです。
何を基準に葺き替えればよいのか迷われることも多いです。

そこで、選定のポイントをいくつか挙げてみました。

1、外観から合わせる
家のデザインと合った屋根材を選定するという考え方です。
屋根は家の形状次第では見えないこともよくありますが、
一方で家の風格を形づくる重要な建材のひとつでもあります。
立派なしつらえの家に安い屋根材は、家のデザインを台無しにしてしまう可能性もありますので、
注意が必要かもしれません。

2、屋根の形状から選ぶ
屋根の形は家それぞれに異なります。
代表的な形としては、切妻・寄棟・入母屋などがありますが、
それらの形状によっても合う屋根材が異なります。
このあたりはリフォーム会社のアドバイスも受けながら選定をしていくと良いと思います。

3、屋根の勾配から選ぶ
実は屋根材はどの勾配の屋根にも葺けるという訳ではありません。
例えば、勾配の極端に少ない屋根形状の場合などには、
逆流する水のことを考えると、非常に使える屋根材は限定されてしまいます。
これも専門業者であれば適切に教えてくれますので、意見を聞きながら判断しましょう。

4、耐震性を考える
近年、屋根材を選定する上で大きく注目されているのは、屋根材そのものの重さです。
屋根材によっては重量が重く、耐震上適していない商品があったりします。
もちろん、構造部分で屋根の荷重を受けても十分な耐震性能を持たせることができる場合もありますが、
特に耐震補強を予定していない場合などには、注意が必要です。

5、耐久性で選ぶ
屋根の材質によって耐久性も少しずつ異なります。
今回のリフォームでかかる費用ももちろん大切ではありますが、
将来的なメンテナンスや立地条件によって判断していくことも重要です。

6、価格で比較する
最後はやはり一番気になるところでしょう。
使用する材料によっては価格差が大きく出ることがあります。
1~5までの基準と同時に、やはりコスト面も見逃すことはできません。

以上、全面リフォームの中でも価格のウェイトが比較的高い部分の工事になりますので、
これらのことを参考にしながら選んでみられてはいかがでしょうか。

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