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住宅の全面リフォームの換気

住宅の全面リフォームの換気

住宅の全面リフォームをするときには、換気についても考えておく必要があります。
例えば、24時間換気の設備を設置しておくことが大切です。

通常、新築においては、24時間換気設備の取り付けは
建築基準法で義務付けられていますので、必ず取り付けないといけないのですが
リフォームの場合は、極端に言うとその義務はありません。
ですから、要望をしない限りは設置をされないことも良くあります。

しかし、全面的にリフォームをする場合には、
新しい内装材を、それこそ新築と変わらないくらいに使うことになりますので

やはり取り付けておいた方が良いのです。
そもそも、24時間換気を取り付けることが義務化された背景には
シックハウス症候群への対策として、
仕上材に含まれる可能性のある化学物質が
人に影響を与えることを防ぐためということがあるのです。

とはいえ、昨今は建材側でも対策が進んでおり、
ホルムアルデヒドなどの化学物質の放出量については、しっかりと制限が存在しています。
例えば一番厳しい基準をクリアしている材料を使用すれば、あまり問題がないことが多いのですが、
その一方で、すべての化学物質が制限されている訳ではないこと、
また、そもそも業者がそういったシックハウス対応の建材を使ってくれるのか、
というところが不透明な場合がありますので、
念のための対策として、換気設備を用意しておくということが有効になる訳です。

そういった意味でも、新築に限らずリフォームの場合でも、
義務ではないものの、24時間換気を設置しておく方が良いかもしれません。
工事を終えた後になって、健康を害するようなことが起こってしまうと、
それこそ悲惨なことになりますので、覚えておいていただけたらと思います。

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