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全面リフォームの会社選び アフターサービスのこと

全面リフォームの会社選び アフターサービスのこと

部分的なリフォーム以上に、全面リフォームにおいては
アフターサービスがどうなっているのか、ということが大変重要です。

アフターサービスというのは、
商品やサービスを購入した後に一定期間に渡って提供者から受けられる
修理・メンテナンスのサービスのことだと考えるとよいでしょう。
商品を購入しても、その商品が本当に不具合がないとは100%は言い切れません。

工場で生産されていても機械によるエラーやヒューマンエラーが存在しますから、
どうしてもミスが0とは言えないのです。
そこでたまたま不具合が起こった場合には
商品の取り替えや修理といった形で一定の間は保障をしてくれます。
それが工事現場での作業となると、工場以上にエラーの発生確率は高くなります。

会社ごとに規律は定められていますが、
一般的には工場ほど検査や管理が行き届いているとは考えられません。
大量生産して管理費用を吸収してしまえるような一般の工業製品と違い、
現地で手作業で行われる建築の商品というのは、
完璧な管理を行おうと思うと、朝から晩まで「チェックをするだけの人」が
現場に張り付いて監督をする必要があるのです。

管理する人の分のお給料まで工事費として払う余裕があるでしょうか?
実際には住宅の工事ではそれは難しいでしょう。
だからこそ「工事後に何か問題があった場合」への対応として
アフターサービスが重要になってくるのです。

ところでリフォームのアフターサービスというのは法的にどうなっているのでしょうか?
建築工事に関する民法は瑕疵担保責任という形で634条から640条に渡って規定されています。
637条
前3条の規定による瑕疵の修補又は損害賠償の請求及び契約の解除は、仕事の目的物を引き渡した時から1年以内にしなければならない。
2 仕事の目的物の引渡しを要しない場合には、前項の期間は、仕事が終了した時から起算する。

端的に言うと民法上、不具合箇所の補修を求めたり損害賠償請求をするには
引き渡しから1年間と決められている訳です。
後はそれぞれの会社の規定に基づいてアフターサービスの期間が設定されています。
これは会社によって異なりますから注意が必要です。

さらに、例えば「5年保障」とうたっている場合でも、
その部位によって保障期間が異なっているのが一般的です。
5年間保障してくれるのは構造による部分だけだったりしますから、
闇雲になんでもかんでも保障してくれると思わないほうが賢明です。
どの場所がどの期間保障されているのか、ということは通常契約約款に記載されています。
契約するまで分からない、というのではなく、事前に担当者に質問をして確認しておいた方がよいですね。
約款そのもののコピーを事前にもらって、読んでおくというのもよいでしょう。

中には契約約款では責任のない、天災による被害についても無償で修理をしてくれた、
というような例もあります。
担当者からアフターサービスの実情をしっかり聞いておくことは、
安心の意味でも大切なことだと思います。


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