リフォームコンパス

全面リフォーム 業者選び 打合せ順序

全面リフォーム 業者選び 打合せ順序

住宅の全面リフォームで、
例えば3~4社に見積りを依頼し、その後1社に決める際にはポイントがあります。

まず、1つの基準として打合せの順序が挙げられます。

打合せの順序というのは、
それぞれの業者とどのようなスケジュールで打合せをするか、ということです。

長年経験をしてきた私たちが考えるスケジュールとは、

1.家を見てもらう(この段階では、それほど綿密な調査という訳ではなく、
スムーズに打合せを進めるために把握してもらっておくという程度で良いかと思います。)

2.自分たちの話をじっくりと聞いてもらう

3.その会社の特長や商品、システムなどを色々と説明してもらう

4.家自体を周辺の状況を含めて調査をしてもらう(該当する法律や助成金なども調べてもらう)

5.たたき台となるプラント概算の見積りをしてもらう

6.予算も考慮して(または伝えて)、プランの修正と正式な見積りをしてもらう

7.これらと同時に材料や施工順序、工事期間や手順など、
  工事に関連した様々な事柄についての説明をしてもらう

概ねこのような順序なのではないかと思います。

1と2が入れ替わったからといって、問題になる訳ではありませんが、
2の自分たちの話をじっくりと聞いてもらう、というのは非常に大切です。
ここにしっかりと時間を割いてくれているかは、その後の提案に左右します。

例えば考えられる事象として、
最初に簡単に伝えた要望をそのまま計画内容として聞いて、
すぐに建物を見てまわるような担当者だったとします。
すると、要望に沿った提案がもちろん出てくるかもしれませんが、
こちら側が望んだもの以上のプロとしての提案が出てくるかどうかは疑わしいでしょう。
やはりなぜその様な希望をするのか、というところまでじっくり聞いてくれた方が
良い提案が出てくる可能性は高くなります。

また、一番最初に予算を尋ねられることも良くありますが、
伝え方には注意が必要です。
あまり強く予算を言ってしまうと、予算ばかりを気にして
契約できる為の、一見安く見える見積りをしようとするかもしれません。

見積りの表紙の金額が予算にあっていることは重要な要素かもしれませんが、
もし、契約した後に追加費が多く発生してしまう様では意味が無いですね。
もちろん、予算とかけはなれた提案になることもありえますが、
1回目はたたき台なので、あまり気にしすぎずに、思う事を話せば良いのです。

すると、自分たちが思いつかないような良い提案が折り込まれていることがあります。
もちろん、金額的には予算を超えてくることも考えられますが、

良い提案の中から取捨選択するのは自分自身で決められることです。

全面リフォームの場合は、単に家を新しくするというだけでなく、
お客様のそれぞれ価値観や生活、思い、予算などが本当にさまざまに違いますので、
まずは自分たちにとって、一番良い提案をしてもらうことが大切なのです。
そのためには、じっくりお話をされるべきだと思います。
最初の要望の聞き取りの段階で、あまり質問してこない様なところは少し注意が必要かもしれません。

また、プランの修正段階に入ってくると、
打合せはいよいよ最終段階に入ってきます。
遠慮せずに、意見を聞きながら納得のいくまで打合せをすることが大切です。
そういった打合せを嫌がり、早々に結論をと迫ってくる業者も少し注意が必要です。

このように、打ち合わせの順序をどのように設定されるのかで
その業者が自分たちのことをどのくらい考えてくれているのか
が違ってきますので、参考にしてもらえたらと思います。

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