全面リフォームの法律のこと
住宅の全面リフォームを考えているとき
建築基準法に違反していないかを確かめる必要があります。
例えば、増築を考えている時に
本当は建築確認申請がいるのに出さないとか、
申請はするけど検査を受けないなど、
リフォームをしてキレイになったけど、違反建築物になっちゃった
というようなことになってしまいます。
そもそも、そいうことは業者が教えてくれるはずなのですが、
実際は聞かれなければ言わない、違反だけれどこれくらいは大丈夫、
そもそも、業者の担当者が知らなかったなどによって、
意外とかなりのところで違反なことを、
お客様が知らないままで行っているケースが多いのです。
そして、もし見つかったりすれば、
お客様も建築主として多大な迷惑を被ることもありえますし、
知らなかったでは済まないので要注意です。
でも、普通お客様の立場ではわからないと思います。
なので、自分たち家族を守るためにも業者にこの工事は大丈夫かどうかを、
きちんと聞いてみましょう。
そして、自分たちは違反はしたくないということをしっかり伝えればよいのです。
そうすれば、業者もその意向を守ろうとするはずなので、
まずは、法律に対してのことも教えてくれるはずですし、
また、あいまいな時はちゃんと調べてくれるはずです。
それでも、いいかげんなことを言う業者はやめた方がいいでしょう。
最初に増築の例えを書きましたが、
一般の住宅において、鉄骨造3階建ての家で階段を2つあれば2つとも
掛け直す場合なども確認申請が必要だったり
その他にも法律で定められていることに知らずに抵触することもありますので、
増築がなくても取りあえず聞いてみた方がいいと思います。
そして、法律的なこともしっかり教えてくれる業者を選んで、
ご自身の住宅が、違法建築物のレッテルをはられないようにしたいですね。