全面リフォーム 工事直前で必ず確認しておく事とは
全面リフォーム 工事直前で必ず確認しておく事とは
住宅の全面リフォームの工事前の打合せで、大変重要なことがあります。
いよいよ工事前になると、実は確認が必要なことがたくさんあります。
まずは、結局費用はいくらになっているのか？ということです。
契約時点での金額と比べてどれほど増えているのか、または減っているのか。
というのは、工事前の打合せを重ねるたびに、
きちんと追加金額を見積もってまとめてくれていれば、まだ分かりやすいのですが、
そうでなければ、必ず着工前にその確認をするべきでしょう。
工事が始まってしまうと、既に材料を発注してしまっていたりなど
思ったより高くついていたとしても、後戻り出来ないことが多いからです。
また、詳しく打合せをしていくことで、
契約内容に含まれていても、実は必要のない工事が判明する場合も多々ありますので、
その時にはきちんと減額をしてもらうことも必要となるでしょう。
次に、工事の現実的な工程がどのようになるのか、ということです。
工事直前になると、ほぼ間違わない工程表を作ることが多くのケースでは可能になります。
住みながらの場合でも、仮住まいする場合もやはりどのように工事が進むのかは必ず知っておきたい事です。
いつ頃、お風呂にはいれなくなるのか、キッチンが使えなくなるのか、
いつまで仮住まいを借りておかないといけないのかなど、
いろいろと施主にとっての都合があるはずですね。
さらに、最終図面をもらうことも必要です。
これは契約時の図面をもとに、着工時点での
工事のさまざまな詳細をしるしてあり、この図面に基づいて
打合せした通り現実に工事が進んでいくことになるため、非常に重要です。
これは着工前にご自身でも必ずチェックしておくべきでしょう。
そして、仮設や養生の確認です。
近隣への配慮として、工事車両の駐車場所や仮設トイレの設置場所、
また、庭木やポーチの養生（保護）の方法の確認。
高齢者が居られる場合には、つまずきにくいように養生してくれるのか、
また、普段は無い場所に足場があったりして頭や体を傷つけてしまわないように
養生をしっかりしてもらえるのか。
最後に、近隣挨拶です。
これも言わずとも重要項目ですね。
ご近所に対して、一般的には業者の連絡先や担当者の名前が記された書面に
粗品をつけてもらって、必要範囲をまわってもらえるはずです。
理屈の上では、契約事項にそのようなことは含まれてないことがほとんどですが、
ご近所に対しては、住宅のリフォームの場合、様々な迷惑をかけることになりますので、
近隣対策は業者にとっても必要になります。
必ず行ってもらいたいものです。
以上が、工事直前には大変重要なことだと思いますので
ぜひ参考にして下さい。
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