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住宅の全面リフォーム 工事に適した時期とは?

住宅の全面リフォーム 工事に適した時期とは?

住宅の全面リフォームで、経験上、よく受ける質問があります。
そのひとつに、
「いつが工事に適しているんですか?」というものです。

工事を急ぐ理由が特に無い場合、
よい季節に工事をしたいと思われるのでしょう。
住みながらの全面リフォームの場合、生活のしやすさも考慮して時期を決めるのは
決して間違っている訳ではありません。

ただ、工事が集中しやすい時期であることも確かなのです。
例えば、梅雨時期に入る前の4月から5月にかけて、
あるいは年内工事の中心となる10月から11月にかけて。
このあたりは誰もが「良い時期」と考えがちです。
必然的に世の中の職人さんたちも忙しくなります。

リフォーム会社というのは、1年365日の間ずっと職人さんに
仕事を提供することは出来ません。
ですから常に工期に合わせて職人は導入されます。
当然のことながら腕のいい大工さんほど、忙しい時期には引っ張りだこな訳です。

そういう意味ではあえて一般的なよい季節とされる
時期を避けるのもひとつの手です。
特にお正月をまたいだ12月下旬から1月のはじめにかけては、
工事がかなり少なくなります。
そんなときほど腕の良い職人さんを、実は確保することができる時期でもあるのです。

「いい職人さんでお願いしますね」
とオーダーしても、特定の職人さんを指名することが出来なければ、
会社の手順に従って、自動的に空いている工務店や職人さんに仕事が回されます。

住みながらの工事ではない場合、工事中の生活の不便さは関係ありませんので、
あえて穴場の時期に依頼してみることで、良い職人さんにお願いできる可能性が上がりますので
考えてみる価値があるかもしれませんね。

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