1-2考えはじめ 「該当する助成金を見逃さない為の方法」」
大規模リフォーム よくある助成金について
大規模リフォームは必ずと言ってよいほど大金がかかります。
少しでも出費を抑えたいから、お得な情報は知っておきたいところです。
大規模リフォームというのは、
耐震性や断熱性、バリアフリーにする等、住宅をきれいにするだけではなく、付加価値をつけることになる大掛かりなリフォームのことをいいます。
そんな様々な性質がある大規模リフォームだからこそ、助成金が使えることがよくあるのです。
内容によっては、100万円、200万円といった金額が出ることもあるのです。
もちろん、条件があるので我が家が該当するかどうかは調べなくてはいけないですが、
条件を満たしていれば出来るだけもらいたいところですよね。
そこで、助成金を伸ばさない為に一番、重要なこと、それは、
『補助金利用希望の旨、最初の段階でリフォーム会社に伝えておく』
ということ。
これは、これまでたくさんの人からのご相談を受けてきたリフォームコンパスが思う
本当に大きなポイントです。
その理由は、
リフォームにおける助成金のほとんどが、
リフォームを着手する前に申請して、承認を得なければならないからです。
また、内容によっては、
リフォーム会社と契約を行う前に、申請承認を得ていないといけないことも多いのです。
リフォームをし終わったあとで、「そんな助成金があるなら使いたい」と言ったとしても、
事後申請では使えない為、助成金は得られない場合がほとんど、ということです。
ここで、よく該当する助成金の例をいくつかご紹介?
分類としては、
・耐震化
・バリアフリー
・省エネルギー化
・環境対策
・防災対策
・同居対応
等の住まいの質の向上に向けたリフォームがよく該当する助成金の対象になります。
例えば、
介護保険に入っている高齢者のお住まいで、段差解消や手すりを付ける工事なら、
「介護保険によるリフォームに対する補助金」
古い戸建て住宅での耐震補強や、住宅の性能アップを考える際は、
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や
「民間戸建住宅等の耐震診断、改修等補助制度」
等、目的に応じて該当する助成金が変わります。
ただし、それぞれに築年数や、居住者の年齢、年収等の条件があり、必ずしももらえるとは言い切れません。
参照URL：
https://www.refonet.jp/csm/info/fund/
http://www.j-reform.com/reform-support/
これらの助成金の制度は、国や自治体が受付けしていることが多く、
年度毎の予算枠の中で実施されています。
ですから、
工事が年度をまたいでしまったりすると、対象とならないケースもあるので注意が必要です。
該当しそうな助成金を知っておくと、
施工時期などを合わせることが可能であれば大きな助成が得られて予算上大変たすかります。
ただし、補助金は申請、承認を受けて、年度内に完成、報告するまでを行うことで
口座への振込となります。
つまり、リフォーム会社にエスコートしてもらって一緒に進めて、申請や入金のタイミングなど事前にしっかり確認しておくことが大切です。
そんな大事なこと、すべてのリフォーム会社が教えてくれるわけではない？
ここで、もう一つの注意点?
すべてのリフォーム会社が、
何も言わないでも該当する助成金を教えてくれるわけではないということです。
それは、担当者さんが面倒だからと教えないケースが存在するからです。
助成金には、事前に膨大な量の資料や見積りを行政に申請しなくてはなりません。
工事の途中に検査を受けたり、写真を提出したり、とかなりの時間と労力を要する為、
会社によっては、専門の業者に委託したり、有料になったりするため、担当者自らが率先して案内しないケースがあるのです。
また、そもそも担当者さんが知らないこともあり得ます。
助成金は、自治体や、年度毎に要綱が変更になることも多く、また新しい制度なども出来たりすることで、実際にその時その家に該当する助成金はこれだと正確に限定することはなかなか難しかったりするからです。
つまり、
逐一、リフォーム会社の担当者さんに確認してもらうしかないのではないかと思います。
その為に、
やはり、冒頭でお伝えした、最初の段階で我が家に該当する助成金があるなら利用したい
その旨、しっかりと伝達しておくと良いでしょう。
そうすることで、後から助成金をもらいそこなったという事を回避できると思います。
リフォームで成功する秘訣の一つではないでしょうか。
ぜひ、お試しください。
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