5-3契約前の確認「契約書面を確認する」
契約前に、契約書をよく確認しておく
リフォーム工事でトラブルが起きると、契約書の内容が一番重視されます。
それは双方が事前に合意した証ですので、当然といえます。
だから、契約前に、契約書の内容を確認しておく必要があるのです。
では、何を確認すればよいのか?
リフォーム工事においては、請負額が少額な場合は特に、
「建築業の許可」が不要な場合がありますので、
リフォーム会社の中には、「請負契約書に記載すべき事項」があいまいとなっているところがあり、お客様にリスクが残るケースがあるので注意が必要です。
そこで、契約書に記載されているべき内容を見ていきたいと思います。
一般的に契約するときの書類は、下記、4種類です。
「建築工事請負契約書」
「建築工事請負契約約款」
「設計図書」
「工事費見積書」
建築工事請負契約には、
発注者氏名、請負者氏名、工事内容、請負代金の額、支払方法、工事着手の時期、工事完了の時期、完成引き渡しの時期等を記載していなくてはならないように決まっています。
まずは、ここの内容を確認しておくべきでしょう。
もし項目の中に無いものがあれば、リフォーム会社に確認し、記録を残すようにしましょう。
請負契約約款には、
お客様とリフォーム会社が契約するうえでの細かい約束事が記載されています。
この内容は会社緒ごとに違う事になり得ますので、ぜひ、全体的に確認しておく必要があります。
なかなか細かい文字でたくさん記載されていることが多く面倒に思われますが、
各項目をリフォーム会社の担当さんと一緒に確認しておくことがおすすめです。
上記、2点において、特に大事な項目例としては下記のようになるかと思います。
・工期 着工日、完工日、引渡し日が明記されているか
工期が著しく延びたりした場合の対応はどうなるのか?
仮住まいなどしているのに、工期が遅延すると、賃料など負担はどうなるのか!?
・図面、見積り
依頼した内容が、見積書と図面にきっちり落とし込まれているか。
着工後要確認、などと記載のある場合は追加費用についても確認しておきたい。
・リフォーム代金の支払い時期と金額
どのタイミングでいくら必要になるのか?
振込手数料はどちら負担か?
工事中に追加などが発生することがあるか?
・キャンセル等の違約金はどうなるのか?
・地震や台風などの天災が起こった場合はどうなるのか?
実際にトラブルになった場合は、本契約書と約款に従って係争することとなるため、
万が一とはいえ、約束を交わしておくことがお互いの信頼となると思います。
あとは、設計図書と見積書です。
こちらは、それまでにたっぷりと打ち合わせした内容になっているので、確認は簡単ではないかと思います。
ただ、間違いなく最終段階での内容になっているかどうかを確認しておくと良いでしょう。
担当者が間違って入れていることもあるかもしれないためです。
いろいろ打ち合わせて、リフォーム工事を任せるわけですから、
担当者を信頼するのは当然のことと思います。
ただ、担当者の立場において、あいまいな説明となっていたり、
口約束となってしまっていたりすることがあるかもしれません。
そして、
図面や見積書、工期や金額など約束が不履行となった場合は、その担当者個人の責任に負えることは、まずありません。
会社の窓口として信頼することは良いことですが、
あくまで「リフォーム会社との契約」であることを認識して、確認をとり、記録に残す
ようにしましょう。
ぜひ、我が家の事、家族会議でまとめておきましょう。
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