何のためにリフォームをするのか？
何のためにリフォームをするのか？
全面的なリフォームを考えるときに大切なことの一つとして、
「何のためにリフォームをするのか」という、真の目的をはっきりさせる
ということがあります。
一旦それを明確にしようとすると、
実は家族間でもいろいろと考えることや要望が異なっていたりします。
通常、まずはやりたいことを一つ一つ挙げていくことになるのですが、
表面的に要望を挙げていったとしても、
それは何かの問題を自分で考えた解決方法であって、
プロの目から見てみると、到底出来ない内容であったり、
もっといい解決方法が別にあるということが少なくはありません。
ですから、本当は細やかに要望を挙げてみるよりも、
まずは本当に自分がリフォームをしたいと思う理由・きっかけを探ることが
リフォームそのものを成功させる上でとても重要なのです。
そこで、その要望を整理する前にやっておいてほしいことがあります。
それは家族の中の問題を考えてみる、ということです。
家族間でうまくいっていないところ、
自分以外の誰かがとても不便そうにしているところ、を書き出してみます。
家族間の問題というのは、
それ自体がリフォームのきっかけになっていることも多々あるのです
「もっとこうしてあげたら楽じゃないのかな？」
「○○しているときが一番大変そう」
など、自分のやりたいこと以外の問題を考えていくことで、
冷静に客観的に要望の整理ができるようになったりします。
もちろん、大前提として、
家族間で良いコミュニケーションが取れていることや、
思いやりをもって接していることが前提とはなりますが、
「自分が勝手に考えた解決策」をリフォーム会社に依頼して、
家族の誰かが不満足なリフォームになってしまうよりはずっと良いものが出来上がると思います。
上手に要望を整理して、満足感の高いリフォームにしていきましょう。
Kousuke Kitamura
≪大規模リフォームその他の虎の巻はこちら≫
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