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全面リフォーム 耐震補強

全面リフォーム 耐震補強

木造の住宅で全面リフォームを考えた時に、
耐震補強は大抵セットで考えることになります。

耐震補強というのは通常、
木造住宅で昭和56年以前のいわゆる「新耐震基準」というものを
満たしていない建物について、
壁の補強を色々な方法で施して強度を高めていくというものです。

これは
建築物の耐震改修の促進に関する法
(平成七年十月二十七日法律第百二十三号)
に基づいて国が進めている施策になります。
自治体ごとに対応に差はありますが、国からの補助金を元に、
耐震診断や耐震補強工事について助成金の制度が設けられていることがあります。
補助の対象になるようであれば、有効に利用することで工事費用を安くすることができます。

さて、この耐震補強という工事ですが、メニューの中に挙げている会社は数多く存在します。
しかしどこの会社にでもできる工事ではないのが実情です。
耐震補強には根拠が必要です。

どこに耐力壁を設けるべきかは、すべて構造の計算をしていかないと意味がありません。
極端に言えば、おかしな補強をおこなうと、逆に建物を弱くしてしまうことだってあるんです。

全面リフォームともなると、
適切な場所に、きちんと決められた施工方法で、必要な金物や部材を取り付け、
さらに本当に規格通りにできているかしっかりとチェックをして
はじめて「耐震補強」と言える訳です。

例えば金物の取り付けひとつとっても、
各金物によって使うビスの長さや形状が違ってきます。
耐震金物はビスとセットで認可されているものが多く
間違った施工方法では正規の耐力が出ません。
そのあたりの施工の確実性も事前にきちんと確認しておく必要があります。

ですから検討する段階では、
まず耐震補強は誰がチェックをするのか?
隠蔽部(隠れてしまう場所)は全部写真を撮るのか?
計算の根拠は明確か?
(耐震診断書がないのは論外ですが、ある場合でもどこの基準に従っているのかを見ておきましょう)
といったようなことを担当者にしっかり聞いておきましょう。

万一のときに備えるための工事です。
本当に地震が起こった時に確実に家族の命を守ってくれるように、
ぜひ事前の確認をしっかりしておいてくださいね。

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