全面リフォーム 流行の仕上材
全面リフォーム 流行の仕上材
近頃は全面リフォームの実例を数多く掲載している雑誌などの影響もあってか、
お客様の中にも知識を豊富にもっていらっしゃる方が増えています。
例えば、リフォーム会社の担当者の方が知らない素材や仕上げ材を使って欲しいという
要望をされることも、もちろんある訳です。
そこで懸念されるのは、材料の特性を知らないまま採用した後に起こる
完成後のトラブルです。
例えば内装材で使われることの多い珪藻土ですが、見た目も美しく高級感があり、また
調湿などを行うので、標準仕様のビニールクロスから変更したい、
と希望される方も多くなっています。
しかし客側としては、短所についての説明も受けた上で、その使用を判断すべきです。
例えば先ほどの珪藻土で言えば、ビニールクロスに比べると
乾燥伸縮で隙間が出来やすかったり、家が揺れることにより表面が割れたりしやすいのですが、
デメリットを知らなかったせいで
「新しい家なのにひび割れが多く、見た目もきたなくなってしまった」
なんていう事になりかねません。
これが、十分に説明を受けた上で決めたものであれば、
「仕方ないな」とか、「自然の素材だから、それこそ味になるんだ」という受け止め方ができます。
つまり、担当者から説明を受けた上で、
それでも良いと判断された方が採用するようにした方が、
後で後悔する事にならないのです。
最近では、自然素材を使った健康住宅など沢山の商品があります。
これらの商品は必ず利用する施主にとって良い面、悪い面を
きちんと理解した上で、採用してください。
選択肢が増えたことにより、失敗実例も多くなっているのは確かです。
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