連棟住宅の全面リフォームの注意点
連棟住宅の全面リフォームの注意点
木造の連棟住宅が古くから残されている地域がありますが、
連棟住宅の全面リフォームには注意点があります。
よく長屋と呼ばれるこうした連棟住宅は壁一枚で隣とつながっていますので、
全面リフォームを計画する場合は、特に注意することがあります。
まず挙げられるのが境界の問題です。
隣との間の壁は必然的に共有となり、境界は壁の中心になると考えられます。
それ自体は問題ということではないのですが、
例えば土台が腐食していたり、シロアリによる食害が出ていたり、
壁が傾いているケース、天井裏の空間が筒抜けになっている、
壁に隙間ができてしまっている、など、
それを直そうとした時にはお隣と共有となる箇所を触ることになるのです。
中にはお隣が既に切り離され(解体)ている場合もありますが、
だからと言って安心できる訳ではありません。
というのも、外壁部分がお隣の所有される土地に越境している状態になりますので、
外側からサイディングなどの外壁材を張り付けると、その工事自体が問題になることもあるのです。
工事に入る前に事前にお隣にしっかり説明や交渉ができていれば良いのですが、
多くのケースではリフォーム会社側に認識が薄く、
知らずに施工したり、知っていても無視して工事することも考えられます。
そしていざ工事が始まってから大きなトラブルになるのです。
当然お隣からのクレームはリフォーム会社だけの問題ではなく、
ご自身も施主として巻き込まれる形になることが容易に想像できます。
事前にご自身の建物の状況をしっかりと確認、把握してもらい、
どのように対策すべきなのかを十分に相談することが必要になるのです。
一般的な戸建て住宅に比べて、連棟住宅の実績が豊富な会社は非常に限られます。
また建物自体の年数が相当経過しているケースが多いこと、
法的にも問題になる部分が散見されることなどから、
相談するリフォーム会社はしっかりと事前に選んでおく必要があるのです。
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