全面リフォーム 工事中に気をつけたいところ
全面リフォーム 工事中に気をつけたいところ
住宅のリフォームは商品を購入する時とは違い、
契約時点では何も手元にはありません。
そのため、「きちんと工事をしてくれるのか」という心配は最後までつきまといます。
全面リフォームとなると、特にそれが顕著でしょう。
今回は特に工事中に注意しておくべきポイントをいくつか記したいと思います。
工事中に打合せをしてもらう
全面リフォームのように大型のリフォームでは特に、事前に把握できないことがたくさんあります。
平たく言うと、計画通りに進まないことがしばしば起こるのです。
工事に入ってから想定外のことが起こった場合、
家の品質や構造を犠牲にすることはできないため、
多くのケースでは計画を一部変更しなければならなくなるのですが、
業者側に勝手に変更をされてしまうと、大きなトラブルになる可能性があります。
全面リフォームの場合には必然的にその工期も長いものになるため、
できれば定期的に打合せの場を設けてもらい、
予定通りに工事が進んでいるかどうかも含めて報告をしてもらうのが良いでしょう。
見えなくなるところは特に解説をしてもらう
木造の一軒家であれば、耐震補強や構造体の補強箇所については特に重要な部分です。
もちろん専門知識のあるお客様はほぼいらっしゃらないため、
細かな内容まではわからないと思われますが、
説明をしてもらっておくことで、その後の安心感には大きな違いが出てきます。
出来上がってしまえば壁の中などは全く見えないものですが、
日常生活には実感を伴った安心感が生まれるものです。
またマンションなどの場合でも、下地の状況や断熱材、配線や配管など
後に見えなくなる部分を見せてもらったりしていると、
やはり後からの安心感が出てきます。
専門的な意味はわからなくても、きちんと説明を受け、それを目の当たりにすることが
最終的な満足度にもつながってくると言えます。
足場の位置やゴミの置き場所を把握しておく
戸建て住宅の場合は特に、全面リフォームでは近隣からのクレームが発生することもあります。
そもそも工期が長いこと、また数多くの職人さんが入ってくることや、
使用する材料が多く、必然的にゴミの量も多くなるため、
知らず知らずにご近所に迷惑を掛けてしまうことが起こりやすいと言えます。
特に大きな問題になりかねないのが、足場と産業廃棄物です。
足場の設置位置がお隣との境界を越境してしまったりすると、
当然文句を言われてしまうことになるでしょう。
あらかじめ報告や相談があれば、お隣に事前に了承をもらっておけば済む話です。
もちろん色々な方はいらっしゃいますが、
逆にその条件であれば、お隣が足場を組む必要がある時に、
おそらくこちらに越境しなければならない可能性があります。
「お互い様」であることも多く、
事前に丁寧に話をすれば快く承諾してもらえるケースも多いのです。
また全面リフォームのように大型の工事になる場合には、多くのゴミが出ます。
おそらく多くのケースでゴミ置き場は家の外部になりますが、
ご近所の目線では、防犯上の心配やアスベストが気になったりすることも十分に考えられます。
その他自分が大事にしている植栽がある場合にも注意が必要ですし、
事前によく場所についても相談しておくことが大切になるでしょう。
窓の位置にも注意が必要
またこれは工事中のことと言うよりは、事前の計画の際の問題なのですが、
窓の位置関係については注意をしておく必要があります。
全面リフォームの場合には、間取り変更を伴うことが多いのですが、
大幅に間取りを変える場合には、例えばこれまで窓がなかったところに新設したり、
あるいは小さな窓しかなかったところに大きな開口を設けたりすることがあります。
その際に、お隣の窓位置をよく見過ごしていることがあるのです。
リフォーム会社側は家の間取りについてはしっかりと描き起こしていますが、
隣の家にまで目がいっていないことが多いのです。
すると、レイアウト次第ではお隣の方としょっちゅう目が合ったり、
先方の寝室にこちらのリビングの明かりで煌々と照らしたりすることになりかねません。
一度完成した状態から窓の移設をすることはそう容易ではありません。
2階であれば再度足場を組み直して作業する必要があったりしますし、
金額的にも非常に大きな追加費用となってしまいます。
少なくとも工事の早い段階であれば、位置を少しずらしたり
窓の取り付け高さを変更したりすることができる可能性があるので、
工事中にあわせて確認をしておくと良いかと思います。
工事中の打合せは、会社によってシステム的に組み込まれているところもあれば、
用がなければそもそも打合せが存在しない場合もあります。
全て問題がなく進めば良いものの、
やはり安心して進めてもらい、また実際に住んでからも安心感や満足感を得るためには
ぜひ工事中にも打合せをしてもらうのが良いでしょう。
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