全面リフォーム 着工までにすること
全面リフォーム 着工までにすること
住宅の全面リフォームを進めていく中で、
業者を決定し、契約してから着工するまでにすることをまとめてみました。
業者さんによっては、契約前に行うこともあれば、契約後になることもありますが、
工事着手するまでには、以下のポイントを確定しておく方が良いと思われます。
1 プラン内容確認
間取りのプランや工事内容など、全面リフォームでは工事範囲が多岐に渡るため、
どういった工事をどこまでするのかをよく確認しておく必要があります。
取り替えると思っていたのに、見積もりでは塗装するだけになっていた、
そういった行き違いはどうしても起こりがちです。
工事に入る前に両者で認識を一致させておくことは大切です。
2 仕様や詳細についての確認
必然的に家全体の工事になると扱う部材も非常に数が増えてきます。
また各種建材には色や商品グレードに選択の幅があったりしますから、
細かくそれらを決定し、確認しておく必要があります。
また建築的に「納まり」と呼ばれる部材と部材の取り合い部分に関してどうするかや、
高さや細かな位置関係、家具のレイアウトやカーテンなども
少なくともどのようにするのかは打合せを済ませておく必要があります。
3 電気設備の確認
家全体のリフォームとなる場合、
古い住宅では元々の電気容量が不足していることもあるため、
分電盤や幹線の引き込み替えをするかどうかを明確にしておく必要があります。
またスイッチやコンセントの位置が間取り変更によって必要になる可能性もありますし、
それ以外にもエアコンの位置(どうするかも含め)やテレビ、電話、インターホンなど
電気関係は配線を壁の中に仕込む必要があるため、事前に確定しておくことが大切です。
キッチンの家電が増えるケースや給排水も伴う洗濯機の位置と設置方法、
そして照明器具の計画もあらかじめしておく必要があります。
4 着工前に費用の確認
特に見積書に含まれない項目や別途費用とされていたものについて、
確認をしておく必要があります。
例えば建築確認申請が必要な場合の費用や契約後の打合せで生じた追加変更は
着工前に確認しておきたいところです。
またローンを予定している場合には確定通知が出ているかどうか、
助成金の手続きや支給時期についての確認、
着工金の支払いのタイミングなども確認しておいた方が良いかと思います。
5 近隣挨拶
近隣挨拶のスタイルは会社によっても異なる可能性があります。
ただ全面リフォームでその工事期間が長期に渡る可能性がある場合には、
業者さんと施主とで一緒に挨拶をしておかれる方が良いでしょう。
また業者側には挨拶文を用意してもらい、連絡先を明記しておいてもらうのが良いです。
6 仮住まいの手配と引越し
全面リフォームの多くのケースでは、
住みながら工事をするよりも仮住まいをされることが圧倒的に多いかと思います。
仮住まい先の確保はあまり時期が早すぎると、
必要な時期での物件の空き状況が分からないことや、
早期に抑えるためには早くから家賃が発生してしまう可能性が高いことから、
おそらくリフォーム会社決定後の動きになるかと思われます。
荷物預かりや引越しの手配など、また郵便物の転送手続きなども必要となります。
7 電気・ガス・水道・電話の確認
工事中、通常は水や電気は必要となりますので、
その分は原則的には施主負担になるかと思われます。
一方でガスはほとんど使用されることはないため、
一時閉栓の手続きが必要になる可能性があります。
(施工業者のガス屋さんが手配してくれるケースもあります。)
8 工程表や施工図面の確認
工事を的確に進めていくためには、そのスケジュール表となる工程表の存在が欠かせません。
(遅れや変更が生じた場合には修正版をもらうことが必要です。)
また契約までに打合せで使用していた図面だけでは情報が不足しており、
通常は「施工図」と呼ばれる職人さんがそれを見て作業ができるような
詳細図が用意されます。
施主に渡されるかどうかは会社によって異なる可能性がありますが、
できれば提出してもらいたいところです。
図面を読み解くのは少し難しいですが、打合せをした項目が適切に記載されているかどうかの
説明をしてもらっておくと安心です。
9 着工後の打合せについて
着工した後、工事中の打合せの有無を確認しておきます。
定期的に打合せをされるケースや特別に打合せの機会は設けられていないケース、
会社によって全く違っている可能性があるため、
できれば契約前にそれは確認しておいた方が良いでしょう。
打合せがある場合は、どのタイミングで開催されるのか、あらかじめ聞いておきます。
また工事中は仮住まい先へと移転することになるため、
連絡方法や報告の有無なども確認しておきたいところかと思います。
以上、全面リフォームの場合の考えられる着工前準備や確認事項を挙げてみました。
もちろん家の状況や工事内容、また業者さんによって、
やり方や進め方は全く違っている場合もあるかと思います。
ただしあらかじめ確認しておくことというのは非常に大切なので、
ぜひ参考にしていただきながら、
疑問点はあらかじめ業者さんに聞いてみていただくと良いかと思います。
具体的に工事に向けた準備期間であり、
また打合せもかなり色々と決めなければならないことがあったりと、
とても忙しい期間にはなりがちなのですが、
主に着工までの確認とそこでの納得感が、
その後の満足度にも大きく関係しますので、
遠慮せずにいろいろと質問してみることがおすすめです。
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