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普通のリフォームが半年間も! ~大規模リフォームの失敗~

大規模リフォームの失敗例のひとつとして、工期に関する問題があります。
大規模で複雑なリフォームになれば、当然時間が掛かってしまうものではありますが、
例えば、ごく普通の内容のリフォームが半年や1年もかかってしまった…などの例です。

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例えば、実際のお客様のお話なのですが、
『前に工事をした時に、近所の大工さんに頼んだら工事が半年もかかったのよ』
と言っておられました。
ところが、その内容をお伺いしてみると1か月半くらいの期間があれば普通は出来そうな内容です。

その近所の業者がいうのには
「工事の途中で材料を発注していたが、タイミングよく入ってこなかった」
「職人が他の現場に手が取られていて、忙しかった」
「大工が掛け持ちしていて来れる日と来れない日があった」
などが理由だそうです。
どう思われますか?
ところが、実はこういう話は意外と多いのです。

本来であれば、大規模リフォームの契約行為には、請負契約書というものを交わしますので、
その中に工期は明記しないといけませんし、もちろんそれを守らないといけません。
正当な理由がなければ、本来は契約不履行になりますので、あってはいけないことなのです。
もちろん、先ほど挙げたような理由では、正当な理由とは言い切れません。
※例えば天災による被害を受けたり、商品の不足による遅延、
あるいは想定が出来ないような事態の場合には、致し方ない部分も出てくるかとは思います。

一方、規模の小さな工務店など、大規模リフォームに対してきちんとした体制が整っていない業者の場合、
この請負契約そのものが存在していないことすらあるのです。
口約束だったり、全体金額だけが記載された見積書であったり。
大規模なリフォームは、実は様々な発注が必要になりますし、部材・建材も多岐にわたります。
きちんと明文化された約束をしておかなければ、トラブルの要素を多分に含んでいるものなのです。

工事が始まってからでは、それこそ悲惨な目に合ってしまいますので
事前に工期がしっかり明記されているか、事情がないのに遅れることがないか、などの要素は
やはり、確認しておかないといけないかと思います。

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