全面リフォームでこれだけは譲れないポイント2
住宅の全面リフォームにおいて、
お施主様の立場に立つと、これだけは譲れないポイントが4つあります。
それは、
1、費用について
2、近隣対策について
3、耐震補強について
4、提案力について
です。
前回は、1の費用について書きましたので、今回は
2、近隣対策について 述べたいと思います。
一般的な部分リフォームを行う上で、近隣対策が必要ないのかといえば
もちろん、そういうことはなく、対策は必要になります。
しかし、全面リフォームともなると、その対策の程度が大きく変わってきます。
それは、工事規模が大きいこと、工期が長いこと、に起因します。
工事規模が大きいと、使用する材料が多くなりますし、廃棄物も多くなります。
そうなると、工事車両もたくさんになり、日によっては、
1日に6台も7台も工事車両が家の前にやってくるということになるのです。
そんな状況になるタイミングというのはだいたい決まっていることが多いのです。
つまり、工程表を作成して、予め予想できるので、
例えば、その数日だけ駐車場を余分に借りるとか、
待機場所を決めておくとか、事前に対策をとることが出来ます。
また、廃棄物の置き場所がどれくらいのスペースが取れるのかなど
予め決めておかないと、家の外に仮置きしないといけないこともあり得ます。
そうなると、近所の方にとっては、防犯上、よろしくなくなってしまうことにもなりかねません。
そして、工期が長いと、最初は近所の方もお互い様ということで問題視しなくても、
やはり、1か月も2か月も工事が続くとだんだん気になってくることが多いと思います。
業者さんは工事が終われば、おしまいですが、
お施主様はその後も生活が近隣さんと関係が続きます。
大規模なリフォームの場合は、大規模ならではの対策をしっかりとしてもらうことが重要です。
意外とこのあたりのことを工事が始まる前に、ましてや、見積もり段階で話合われることは少ないようですので、
事前に対応をお伺いしておく方が良いでしょう。
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