全面リフォーム 壊さない場所
全面リフォーム 壊さない場所
全面リフォームの工事が始まると、まずは色々なところを解体するところからスタートします。
そしてその前に業者にやっておいてもらいたいことがあります。
それが「養生」です。
「養生」というのは、例えば既存のままで置いておく場所や
逆に既に工事を終えて仕上がった部材が傷つかないように保護をすることを言います。
全面リフォームとは言いながらも、
全ての下地を一度解体することを前提とした「スケルトンリフォーム」でない限り、
残しておく場所があるケースもしばしば見られるのです。
特にリフォームの場合には、何もかも新しくしなければならない訳ではなく、
家族の思い出が詰まった家なのでと、一部を残される方も多いのです。
例えば、お祖父さんがいつも自慢していた和室の欄間や床間、
子供達が背比べをして鉛筆で数字が書き込まれた柱など、
新築ではなくリフォームだからこそ残せるものだったりします。
そしてそれは、工事に入る前にきちんと養生をしてもらうことが大切になります。
もちろん担当者の人にはそういったことは伝えられると思います。
ところが全面リフォームの場合、たくさんの職人さんがやってきます。
残しておくべきものやその意味などが職人さんにしっかり伝わっていないと、
養生や注意書きなどをしてもらえず、
雑に扱われて傷がついてしまったり、最悪の場合は誤って捨てられたりしてしまいます。
決して悪気がある訳ではなくとも、伝達ミスが起こるだけで、
取り返すことのできない大切な思い出が失われてしまう可能性があるのです。
そういった大切なものや壊さない場所がある場合には、
図面や職人さんへの指示資料の中に、きちんとそれらが書き込まれているかを確認しましょう。
そして着工の際など、適切に養生をしてくれているかを現地で見届けておくと安心です。
工事が始まると、解体は思いの外一気に進みます。
着工前や着工時点が最後の確認機会になりますので、
ぜひ意識しておきましょう。
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