まるごとリフォームはそのきっかけを大切に
まるごとリフォームはそのきっかけを大切に
自分の家をまるごとリフォームするとなると、
もちろん具体的にどこをどうしたい、といった希望もあるかと思いますが、
業者さんの方からも色々な意味で提案をしてもらいたいところです。
そして良い提案をしてもらうためには、一つコツのようなものがあります。
それがリフォームの「きっかけ」なのです。
家をまるごとリフォームしようという思いに至った際、
そこにはおそらく何かのきっかけがあるかと思います。
例えば親から家を受け継いだとか、
両親と同居することになったとか、
孫が生まれてちょくちょく遊びにくるようになったとか、そういうことです。
よく「家が古くなったから」という回答がありますが、
おそらくそういったお家は5年前にも古かったのではないでしょうか。
むしろ「今、リフォームを考え始めた」ことに対してのきっかけが重要なのです。
きっかけがあり、なぜリフォームしようと考えたのかという部分には、
そのリフォームを成功させるための大きな鍵が隠されています。
例えば同居するという計画ひとつにしても、
自分の子供と親が接触する時間を長く取りたいので、みんなでそろって食事ができる大きなリビングが欲しい、
夫の親との同居だから、女性同士で共有するところとプライバシーが必要な部分を上手に分けたい、
孫と一緒に暮らすことになったから、安心して暮らすために耐震補強をしておきたい、
など、家がそのままでは上手くいかない部分をリフォームで解決しようとしている訳です。
だから隣の和室と繋げてリビングを広くして欲しい、とそのまま伝えることよりも
業者さんには意図が伝わりますし、より良い提案が出てくる可能性が高まるのです。
つまり、より良い提案をしてもらうためには、
まずは業者さんにも、その時の想いや気持ちを共感してもらう必要があるということです。
リフォームのきっかけと要望に対する具体的な理由を伝えることは非常に大切なことです。
ただしそれらを上手に業者さんに伝えられている人は、
思いの外、多くはありません。
業者さんに要望を伝え、その通りの図面が出てきたのを見ても
何かしっくりこないのはそのためです。
きっかけや想いの部分が上手く伝われば、
リフォーム会社側としては、これまで携わってきた多くのお客様との経験や工事の実績から、
様々な選択肢を用意してくれる可能性が高まります。
「大きなテーブルが置ける広いLDK。
それなら食事の準備がしやすいように、食器棚をここに配置しましょう。」
「スペースが限られるので水まわりは一つずつになりますが、
2階に奥様専用のミニキッチンを用意しませんか?」
「お孫さんが一緒に住まれるのでしたら、
安心のために耐震補強のレベルを通常より少し高めにしてみてはどうでしょうか。」
おそらくそんなやり取りが生まれてきます。
業者の担当者との間でこうした中身のあるコミュニケーションを取ることができると、
リフォームの満足度は飛躍的に高くなります。
これらはリフォームの具体的な要望に留まる話ではありません。
とにかく色々なことを話し、
できるだけ業者さんに自分たちのことに共感してもらうことが大切なのです。
日常生活の不満点、仕事のスタイル、趣味の話、なんでも構いません。
それらの話を聞けば聞くほど、業者の担当者さんも
お客様が喜ぶ生活はどのようなものか、をイメージしやすくなるのです。
きっと一生懸命お客様のためにと提案をしてくれることでしょう。
「個人情報」という名前が付けられてから、
自分のことを他人に伝えることには抵抗感すら出てきた時代ではあります。
ただ自分たちにとってより良い住まいを作るためには、
逆に自分たちのことをたくさん知ってもらう必要があるのです。
ぜひ、じっくりとお話をしてみていただけたらと思います。
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