リフォームコンパス

大規模リフォーム 雨仕舞について

大規模リフォームをするときには、屋根を葺き替えたり壁を塗り替えたりすることがありますが、
そういった外部の仕上げ部材を取り替えるだけでなく、
増築や減築、間取り変更による窓位置の変更など、
雨仕舞に影響するような工事を行うことが少なくありません

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また、例えば位置が変わらないサッシの交換でも、
枠をそのまま利用して取り替える、カバー工法と呼ばれる取替方法でない限りは
やはり外壁を一部めくったりしながら工事を行う必要があります。
そして、外壁や屋根といった外部の仕上げ部分に手を入れるときには
雨水の浸入に対して、十分な対策をとっておくことがとても重要です

特に近年の雨は一度に想像を絶する大量の雨が降ることがあります。
それが、例えばサッシを取り替えて、外壁に水の浸入ルートができてしまっていると
雨の度に水が入ってくることになります。
それが、毎回目に見えて現れてくれたら、まだ良い方です。
知らない間に壁の中を伝って、土台や柱を腐らせてしまったりすることも
実は珍しいことではないのです。
こうなってくると、現象が起こるのは十年、二十年先のことになるやもしれません。
そして、柱や土台などを取り替える、それこそ大がかりなリフォームを
またおこなわなければいけなくなったりするのです。

リフォーム会社によっては、そういった重要箇所については特に
施工マニュアルを用意して、雨水対策を事前にルール化しているところがあります。
そういうきまりがなければ、大工さんの勘と経験のみで工事は進められますから、
どこまできちんとやってくれるかは未知数です。

雨仕舞の専門的な方法などは聞いても難しいものですから、
まずはその会社に施工基準、施工マニュアルといったものが存在するかどうかを聞いておきましょう。
そして、場合によっては少し見せてもらったりしながら、
その会社の姿勢を見極めておくべきだと言えるでしょう。

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