リフォームコンパス

全面リフォーム 常識と非常識

住宅の全面リフォームを考えた際に気を付けねばならないことに、
「施主と業者の想いの食い違い」ということがあります。
逆に言いかえると、業者にとっては常識なことが、
施主にとっては非常識となってしまうことがあります。

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例えば、
リフォーム後に床のフローリングのあたりから、軋む音がする
壁紙の継ぎ目が開いて、隙間が出てくる
ガレージの土間の表面にうっすらとひび割れがしょうじてくる
といった、いわゆる工事の不具合。
家の欠陥につながるのではないか?
と不安になります。

しかし、上記の3例はひょっとしたら、
材料の収縮による現象かもしれません。
床材(特に無垢材)は言えば「板」ですから、木材の繊維方向により反ったりします。
壁紙は、下地が石膏ボードで、更にその下地に胴縁と呼ばれる木製の下地のねじれが影響を及ぼすことがあります。
ガレージの土間も同様で、コンクリートも水分を含んでいますから、収縮することで、数mに数㎜といった単位で薄いひび割れが生じることがあります。

これらの原因で起こる現象は、業者にとっては常識ですが、
初めてリフォームをする人、建築は素人の施主にとっては、
非常識そのものです。

ですから、予め説明をしてくれる業者と、そうでない業者とでは、
実際に目の当たりにした時のショックが違ってきます。
それは、お客様の心理により近い感覚でいてくれるか否か、
の違いではないかと思います。

全面リフォームは高額な買い物で、
しかも出来上がった商品を買えるわけではありません。
だから、信頼できる業者を選んで、任せたい。

施主にとっての常識を理解し、
リスクや、後に不具合になるようなことは正しく説明し、
もしダメな希望ならそのまま工事するのではなく、
より良い代替案をもって工事をしてくれるような業者に任せたいものです。

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