2012.6.21

全面リフォームの仮住まい　賢い方法

全面的にリフォームをする場合に、
検討しておかなければならない課題の一つに仮住まいの問題があります。

もちろんリフォームですから、中には住みながら工事をすることができるケースもあります。
それは工事規模が小さかったり、生活への影響が少なかったりする場合ですが、
全面リフォームをして間取りを大幅に変更したり、
特に階段の位置を変えてしまったり、水まわりの位置を大幅に変更するような場合には
生活の問題と工事中の安全の問題の双方の観点から
仮住まいが必要となります。

ご自身の家が他にもあったり、あるいはすぐ近くに親族の家があったりするような場合には、あまり問題ないかもしれませんが、
どこか一般の賃貸に一時的に入居しなければならないような場合には、
費用も決して馬鹿にはできなくなってきます。

家族の人数によっては部屋数が多く必要であったり、
通勤や通学の都合で、家賃の安い場所を選ぶことができないかもしれません。

さらに家賃以外に保証金が必要になることも多いので、それなりに大きな金額になることもあります。
仮住まいが必要な工事になるのかどうかは、実際に見積りをとって
リフォーム会社の担当者から話を聞いて判断していくことになりますが、
ある程度は事前に判断することもできると思います。

ポイントとして
・水廻りの位置を大幅に変更をしたい。
・階段の位置を変えたい。
・家全体の５０％以上の部屋の間取りを変えたい。
・できるだけ早く工事を終わらせたい。
のような場合には仮住まいが必要になると思って間違いないでしょう。

また、以前に大きなリフォームをしたご近所の方などがいる場合には、話を聞いてみるのもおすすめです。
地域によっては、ずっと空き家になっている家がよく仮住まい先として利用されている、
なんていう話もあったりします。

大家さん次第では、
「短期間だから保証金はいいですよ」
と言ってくれる場合もまれにありますから、非常に助かったりします。

仮住まい費用は形として残るお金ではありませんので、
賢く計画してできるだけ安くしておきたいところです。

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