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工事中の車両の問題

工事中の車両の問題

全面的なリフォームを計画するときには、ある程度大掛かりな工事が前提となりますので、
工事車両について考えておく必要があります。

全面リフォームの場合、工事期間も比較的長くなり、
例えば2ヶ月ぐらいかかる場合から、さらに大きな物件や複雑な工事になれば
中には半年以上かかるケースもあります。
その間、現場にはたくさんの職人さんが出入りします。

木造の一戸建てを例にあげると、
リフォーム工事の当初のメインは、おそらく大工さんになると思いますが、
木工事が終わるまで(仕上げの一歩手前まではずっと木工事があります)の間は
彼らを中心にして、あとは屋根屋さん、塗装屋さん、板金屋さん、
左官屋さん、電気屋さんと水道屋さん、ガス屋さんなどなど
様々な専門の職人さんが現場にやってきて作業をして帰ります。

彼らは常に専門の仕事をしますから、自分に用事があるときだけ現場にやってきます。
つまりそれぞれの職人さんがそれぞれのタイミングで、
そしてそれぞれの車でやって来る訳です。
場合によっては同じ職種の人でも住んでいる場所の問題や、
道具・材料の加減で別々の車に乗って来たりすることがあります。

そう、現場は常に車で溢れかえる危険性があるのです。
もちろん理想はすべての車が入るような、大きな駐車場や敷地を確保しておくことです。
ご近所に迷惑をかけることもありませんから。
がしかし、そう簡単にそのような条件のよい場所があるとも限りません。

また例え広い敷地があったとしても、
現地から少し離れていたりすると、職人さんたちは
重い道具をそこまで運ばないといけなくなったり、
ちょっと道具を車に取りに戻ったりという手間を惜しみますから、役に立たなかったりします。
つまり多くのケースでは駐車スペースには苦慮することになります。
ただ、一度に全ての職人さんがやって来る訳ではありません。

大工さんは長い期間一日中作業していることもありますが、
その他の職人さんたちは自分の仕事が出来上がるとすぐに撤収していきます。
電気屋さんや水道屋さんなどは大工さんの工事の進み具合に合わせて
自分達の配線や配管を仕込んでいく必要がありますから、
時々現れては短時間で作業を済ませて引き揚げていったりします。

ですから通常はできるだけ近くに、ある程度の台数の駐車場を確保しておき、
(目安は大工さんの車の台数+1~2台でしょうか)
うまくやってもらう、ということになるでしょう。
ただし、この駐車場にかかる費用は建築費用に含まれていないことが一般的です。
見積の一文に「駐車場はそちらで用意してくださいね」
という感じの文章が書いてあることもよくあります。

しかし契約する前にその辺りの話をきちんと詰めておくと、
駐車場探しを手伝ってもらったり、その費用がかからないように配慮してもらったりと
うまく取り計らってもらえることがあります。
工事が始まってからのこのような細かい話というのは、
なかなか契約をする前には思いつきにくいですし、
なんとなく聞きそびれてしまったりするものですが、
事前にしっかりと話しておくと、工事がスムーズに進むことがあります。
営業担当者に問いかけるだけで効果があることなので、ぜひお話してみてください。

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