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鉄筋コンクリート住宅の全面リフォーム

鉄筋コンクリート住宅の全面リフォームは、無計画に行うと大変危険です。
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そもそも、鉄筋コンクリート住宅には、現場で、鉄筋工事と型枠工事をして、生コンクリートを流し込む現場打ち工法と
工場などで予めパネルに作っておいて、繋ぎ合わせて組み立てるPC工法とがあります。
そのどちらも、建物にとっては重要な構造体になります。
そんな、コンクリート住宅を全面リフォームするときには、事前の調査が非常に大切になるのです。

特に、壁が木軸と入り混じっていることも多くありますので、ちょっと見ただけやたたいただけでは分からないこともあり得ます。
そして、そういう事があり得ると認識していないとたたいてみて、すぐにコンクリートではないと簡単に判断してしまうと
せっかく、じっくりと計画して決めたプランを、あとから、変更しなくてはならなくなるのです。

また、窓回りも注意です。
通常の住宅用サッシ違い、コンクリート用のサッシが取り付けられている事が多いのです。
それを変えるためには、しっかりと計画しておかないといけません。
新しくしたのに、水漏れがしやすくなったりすることがあります。
また、あまり考えないで、コンクリート用のサッシを使えばよいとして、取り換えを行おうとすると、
新しいサッシを取り付けるには、溶接といって火花がかなり出てくる工事が必要になりますので、
その周辺や階下に燃えるものなどがあると危険なことになったりもします。
また、コンクリート住宅の場合、陸屋根が多いので、防水も気を使わないといけません。
屋根からの雨漏れがするということで、調べると勾配がたらなくて、
それを解決するために、新たに増し打ちコンクリートを行うと、
勾配は取れるようになったけれど、
屋根が非常に重たくなって、耐震上具合の悪い事になってしまうことも考えられます。

その他にも、いろんなノウハウが必要になるのが、コンクリート住宅の特徴です。
コンクリート住宅の全面リフォームもリフォームの内と考えて、
近くのリフォーム会社に、簡単に依頼すると、大変な目に合うことも考えられます。
ご自身の家の特徴にノウハウがある会社から提案を受けたいものです。
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