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マンションの全面リフォーム

マンションの全面リフォーム

マンションの全面リフォームが多くなってきています。
水廻りだけでなく、生活空間を思い切って見直すことが頻繁に行われるようになってきました。

最近でこそ新築時に間取りをオーダーして
自分達の生活に合わせることができるようにもなってきてはいますが、
築年数10年以上経過したマンションについては、間取りも比較的画一的で、
「売りやすい無難な間取り」を中心に建設されてきました。

いわば建築する会社や販売する会社の思惑による間取りで、
買った人はその間取りに合わせて生活してきた訳です。

ところが、昨今は住宅の在庫が増えていることもあり、
より「自分達の生活に合った住まい」を求める方が増えています。
住んでいる家が自分達に合わなければ、逆に家の方を合わせていく、
そういう考え方です。

マンションの場合は戸建て住宅と違って、
水廻りの配管や梁などのような構造物による高さの制限があります。
また管理組合の規約等によって、できる工事にも制限がかかることもあります。
マンションリフォームは構造を触る必要がないために、いろいろな会社が参入しています。

ですのでうっかりノウハウのない会社に依頼してしまうと、
様々な問題が起こることがあります。

構造を触らないからといって油断はできないのです。
また工事の見積の中で、
家の工事そのものの費用以外に養生費が
しっかり計算されているかを見ておく必要があります。
養生費とは床や壁が汚れないように事前に板やパネルで保護をしておく費用のことです。

マンションの場合にはエレベーターや共用廊下など、
ご近所の方に迷惑をかける場所があります。
資材の搬入や廃材の搬出、そして職人の出入りといったところで
ご近所への配慮が足りないと、
工事が終わってから自分たちが気まずい思いをしなければなりません。
見積は安ければいいのではなく、
しっかりとした工事、
しっかりとした配慮、
しっかりとした計画があってはじめて
高いか安いかという基準で比べられると思います。
工事が終わってから「いい業者さんでしたね」と

ご近所の方から言ってもらえるようなリフォームができれば、
本当に満足できる全面リフォームだったと言えるでしょう。

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