全面リフォーム 近隣に迷惑をかけてしまうこと
全面リフォーム 近隣に迷惑をかけてしまうこと
家を全面的にリフォームしようとした場合、
近隣に特に迷惑をかけてしまう可能性が高い項目があります。
それは、工事車両の問題と残材や廃棄物について、そして足場です。
工事車両の問題
一般的な部分リフォームと違って、
全面リフォームともなると入ってくる職人さんの数も種類も増えてくることになります。
もちろんその時々の工事内容によって職種も変わるので、
一度に全員が現場に入るということはないのですが、
日によっては複数の職種が重なることも出てくるでしょう。
また遠くからやってくる職人さんたちはそれぞれ車で来るかもしれません。
業者側にはそれらを把握し、管理することが必要になります。
例えばそういった何台も車両が来ることになっている日があったとしたら、
しっかりとそれぞれの職人さんに伝達し、対策をしておく必要があるでしょう。
そうでないと、朝から家のまわりに工事車両が溢れ、
近所の子供達の通学時間に重なって危険な状況が生まれてしまったり、
お隣の家の前に何十分も工事車両が停めっぱなしになったりしかねません。
搬入時間をそれぞれに調整したり、待機場所を指示したり、
あるいは臨時的に駐車場を確保したり駐車位置を教えておいたりする必要がある訳です。
残材や廃棄物の取り扱い
リフォームといえども、全面リフォームのように大きな工事になってくると、
家の中の壁や天井をめくってしまうケースが多くなります。
また既存の住宅設備機器を取り替えるときには全て古いものは撤去します。
そうしたものは全て産業廃棄物となります。
最初の解体時には比較的いっぺんにゴミが出る形になるため、
適宜搬出されることが多いのですが、
問題は本格的に大工工事に入ってからです。
日々大工さんや他の職人さんが工事を進める中、
材料のあまりや切った後のいわゆる残材と呼ばれるゴミは常に発生します。
そのため、家の敷地内できちんと産業廃棄物の置き場所を確保しておく必要があります。
またそれらが整頓されていない状況であれば、
近隣から見ると「汚い工事現場」ということになり、
防犯上の観点からも良い印象は決して与えません。
現場で保管できる量を見きわめ、適切に搬出する段取りを組んでもらう必要があるのです。
足場について
外壁の工事や屋根の塗装・葺き替えなど高所作業が必要な場合には、
家の外周に沿って足場を建てる必要があります。
敷地に余裕がある場合にはあまり問題にならないのですが、
例えば隣地との間が狭いエリアなどでは、
自宅の敷地内だけで足場が建てられない可能性が出てきます。
そうすると、お隣の敷地を部分的に借りて工事しなければなりません。
当然ながら、事前にそのお隣さんには話をつけておく必要があり、
無断で足場を建てるというのはもってのほかです。
またおそらくお隣側からしても窓のすぐ外に足場が来ることになるため、
例えば防犯用のライトをつけておいたりする気遣いも必要かもしれません。
いくつか近隣に対して迷惑をかける可能性が高いものを挙げていきましたが、
どれも非常に大切なことだというのはお分かりいただけるかと思います。
そして大切なことは、
こういった項目は素敵に描かれたプラン図や新しい設備機器のプレゼン資料、
そして分厚い見積書の中にはおそらく一切書かれていないということです。
全面リフォームのような大規模なリフォームの経験が少ない業者は、
これらの準備や対策について、ほとんどノウハウを持っていません。
というのも、短期間の工事では考えなくて良いことばかりだからです。
一方で、大規模な工事になってくると、
長期間に渡ってその場所での工事が続きます。
近所の方がもし職人さんたちが使う電動工具の音がうるさいと感じていたり、
外で大きな声で職人さんが喋っていたりしたら尚のこと迷惑度合いは倍増します。
対策ができていないことで、
不必要に余分な迷惑をかけてしまうことになるのです。
それを回避するためには、
やはり全面リフォームの実績が豊富な会社に頼むことが大切です。
もし事前に見きわめることが難しければ、
実際に提案を受ける際に、プランの内容だけでなく
工事の進め方や近隣への対応などをしっかりと質問して、
確認しておくことが必要になるのではないかと思います。
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