リフォームコンパス

古民家の間取り

古民家とは伝統的工法で建てられた、築年数の古い建物のことを指しますが、
その大規模リフォームを計画しようとすると、間取りをどう考えるかという問題が常についてきます。

a0960_004867

というのも、一般の木造住宅に比べて構造上(特に高さに関して)の制約が多いこと、
また伝統的な古民家の間取りが、現在の生活スタイルとマッチしない部分が多いためです。

古民家の住宅の多くは、いくつも部屋がある大きな家であることが多いのですが、
使われていない部屋が多いこともよく見られます。

昔は結婚式もお葬式も自宅で執り行われることが多く、
襖を取り払えば大きな空間ができるようになっていたのですが、
もはや家で祭事を行うケースも減り、田の字型に並べられた和室は使いづらい部屋になっていたりします。
また、2階部分は昔、藁をしまったり、農機具用の納戸になったり、あるいは養蚕に使われていたりしましたが、
今では2階全体がまったく利用されていないケースもよくあります。

スペースはたくさんあるのに、家族は家の一部(北側の寒く暗いスペースであることが多いのですが)に集中して過ごしているのです。
もちろん、伝統や家の格式を保つために、座敷やその周辺の和室を本来あるべき姿で残していくことも重要だと思います。

ただ、現代の生活で無駄になっている部屋や空間を上手に整理して、
より良い住まいをつくることができるというのも、古民家の特徴だったりするのです。
しかし、最初に述べたように、高さを含めたさまざまな制約が古民家には存在します。

古民家本来の質や良さを引き出し、現代の生活を送る家族にとっても本当に快適な暮らし方を描いてくれるかどうかは
リフォーム会社の担当者の腕次第なのです

やはり、古民家再生を行う業者さんには、その経験が豊富な担当者に対応してもらいたいものです。

リフォームコンパスでは、
古民家再生の実績が豊富な業者さんと担当者を指名しながらのご紹介をしておりますので、
ご自身で探すことが出来ない場合は、ぜひ、ご利用していただければ幸いです。

a0150_000120

≪古民家の大規模リフォーム安心業者探しはこちら≫

Copyright © Reform Compass All rights reserved.