古民家住宅の大規模リフォームは、痛みがある柱や梁が出てきた場合でも
簡単に取り換えることができないことがよくあります。

古民家というのは、伝統的工法という作りで、
柱や梁が独特の工法に基づいて建てられているのが大半です。

大黒柱、忠告柱、または、差し鴨井などで構築されていて、
撤去して取り換えるのは至難の業になります。

なので、大抵は補強をすることになるのですが、
その補強方法は、その状況によってさまざまなものになります。

また、古民家は築年数が相当経過しているので、
過去にリフォームをところどころ行われていることも多いのです。

そうなると、既存の構造体が隠れていることになり、
大規模リフォームを開始したあとに判明する不具合も考えられます。

その為に、事前に調査をしっかりと行ってもらい、
それでも判らない範囲は、予め、どんな不具合や追加費用の可能性があるのかなどを
確認しておく方が良いでしょう。

つまり、古民家ならではのノウハウを持っている業者さんで行うことが絶対条件になるのです。
古民家の大規模リフォームは、一般的に特に大がかりな工事になることが多いので、
補強の対策や不具合の対応などを確認しておかないと
後からとんでもない事態に発展しかねないので要注意です。
まずは、提案してもらう業者を探すことが大きなポイントになるでしょう。

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