リフォームコンパス

全面リフォーム 何から始める?

住宅の全面リフォームというのは、スケジュールが大切です。

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つまり、どのように進めていくかということです。

大きく分けると、

1、全面リフォームを考え始めたとき

2、提案してもらう業者さんをいくつか決めるとき

3、いくつかの業者さんに家を見てもらい提案を受けて、工事を依頼する業者さんを決めるまで

4、決めた業者さんと契約し着工するまで

5、工事中

6、完成後

と分けることが出来ます。

その時々に、全面リフォームならではの大切なポイントについて、下記に記します。

1、何かのキッカケがあって、具体的にリフォームを考え出したときに、何から始めたらよいのでしょうか。
全面リフォームというのは、一般的な部分リフォームと違ってその前後で暮らしが大きく変わることが特徴です。
なので、どのようなリフォームのカタチを考えるのかが重要になってくるのですが、
そのカタチというのは、物理的なカタチではなく、精神的なカタチを具体的に考えておくことがおすすめです。
というのは、
キッチンを対面にしたい、台所と和室をLDKにしたい、耐震上屋根をふき替えたいなど
不安や不満を解決する具体的な方法ではなく、
キッチンを使いながら子供たちをみていたい、
主人と子供たちがばらばらに食事をするので料理や片付けをしやすくしたい、
孫がよく泊まりにくるようになったので、地震に対して家を強くしたいなど、
その要望する意味や想い、理由などを伝えることが出来るようにしておくと、
より良い提案が出てくることが多いのです。

つまり、
なぜリフォームを考えたのか、
どんな思いでやり替えたいのか、
どういう経緯で今に至ったのか、
今回のリフォームで一番大切なことはなにか、
ご家族の特有な要望などはあるか、など
ご自分たちご家族のことを、詳しくお話しておけるようにしておくことが最も大切です。

そのうえで、インターネットや雑誌、イベントや見学会の参加などで、
注意点を確認していくようにしてほしいと思います。

そして、提案してもらう業者さんを決めるときには、もちろん、
技術的な見解に安心感があることは前提になりますが、
その自分たちの想いをしっかりと共感してもらえる業者さんを見つけていただくことが重要です。

家の全面リフォームは、工事に入ってからもいろいろな事が起こり得ます。
そんなときに、ご自身の考えや想いを理解してもらっていると、
適切な対応をしてもらえることが期待できます。
自分たちを分かってもらうようにしておくこと、事前準備としては欠かせないものだと思います。

次回は、2番の提案・見積もりを依頼する業者さんを決めるときのポイントをお話します。

≪全面リフォームの提案力に期待が高い業者探しはこちら≫

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