リフォームコンパス

生活ストレスを考える

生活ストレスを考える

住宅のリフォームをどの様に進めるか、ということが書かれているのをよく目にしますが、
多いのが、「要望をまとめる」というプロセスです。
リフォーム業者に要望を伝えるということはとても大切だと言えます。

ただ、どの様に要望を伝えるのかは非常に大きな問題になるのです。
一般的には、やりたいことを書き出しておいて、それを伝えることが多いと思います。
例えば、キッチンの向きを変えたい、2つの部屋をつないで1つにしたい、
洗濯機の位置を変えたい・・・など
おそらく具体的なものが出てくるかと思います。

しかし本来は、そもそも住宅や生活に問題があって
それを解決するための方法としてリフォームを計画しているはずです。
では、先ほど例に挙げた要望は解決策として最良のものなのでしょうか?
実は「要望をまとめる」際には、大きな落とし穴があるのです。

より具体的な内容をリフォーム会社に伝えると、
多くのリフォーム会社の担当者は、それを「要望事項」として理解します。
ところが、問題の解決策として考えられたそれらの計画、
すなわち「要望」は、あくまでも住んでいる人が「こうしたら良くなるだろうなぁ」と
想像しながら考えた解決策に過ぎません。
極端に言うと、建築あるいはプランニングの素人が考えた解決策なのです。

もちろん、住んでいる人の気持ちや想いはとても大切なので、
すべてが間違っているというのではありません。
ただ、施主の言うままに工事を計画したときに、
実は思ったよりも満足しないケースもあり得るのです。

やりたいことをしっかりと伝えつつ、
リフォーム会社側には、プロとしての経験値や技術に基づく提案をしてもらい
それらが形になったとき、リフォームの満足度は飛躍的に上がります。

実は要望の伝え方としてはむしろ、
日々の生活の中で困っていることや不満や不安を伝えて、
業者のプロとしての提案も交えて解決法を生み出す方がより良いことになるはずなのです。
ですから、要望を伝える前には、自分たちの日々のことを
隠さずに伝えることを心がけるとよいでしょう。

≪正しい要望の伝え方はこちら≫ 

しかし、日々の困っていることや不満または不安を考えるといっても
なかなか次から次へと思い浮かばないかもしれません。
そんな時の方法の1つとして、
生活をしている上でのストレスを考えるという方法があります。

生活ストレスには大きく分けて4つあります。
1、人のストレス
2、物のストレス
3、空間のストレス
4、気持ちのストレス
です。

例えば
1は、主人や3人の息子たちがそれぞれ違う時間に夕食を食べるので片付けが大変
2は、シャワーがお湯にするとチョロチョロと水の出が少なくなる
3は、食事をしているときに冷蔵庫を開けようとすると、いちいち移動してもらわないといけない
4は、地震がきたら倒れてしまうんじゃないかと毎日不安に思っている
などが該当することになります。
このような感じで、日々の行動や気持ちを思い浮かべながら紙にでも書いていくと
おのずと今現在の、改善すべきことがわかってくると思います。

要するに、普段こういう事にストレスを感じているから、
こういうところを改善したいと伝えればいいと思います。

≪全面リフォーム成功エピソードはこちら≫ 

これらの問題が自分たち家族の中でしっかり理解できていれば、
全面リフォームをこれから計画していく上で、
本質をずらすことなく上手に進めていく事が出来るように思います。
ぜひ、試してみて下さい。

 ≪成功する為の会社選びはこちら≫
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